ニーチェはこう考えた

ニーチェはこう考えた

770円 (税込)

3pt

熱くてグサリとくる言葉の人、ニーチェ。だが、もともとはまじめで弱くて、斜に構えた青年だった。徹底的に挫折しても、再び立ち上がることができるのはなぜか? 不安で不確実な現代に、等身大のニーチェがいま、よみがえる。

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ニーチェはこう考えた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月15日

    いくつかの主要なニーチェの著作について、彼の人生に寄り添いつつ、どういう状況で書かれたのかを説明してくれるので、それぞれの内容がよく理解できる。ニーチェの主張と、著者石川氏の解釈の部分がきちんと区別されて書かれていることにも好感がもてた。

    文章も平易で、簡単に読めるので、ニーチェの入門書として若い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月15日

    【ニーチェさんが伝えようとした「力への意思」】
    哲学初心者の私でもわかりやすく、ニーチェさんが若い頃から亡くなるまでをさらりと知れる良い本でした。

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    Posted by ブクログ 2014年03月14日

    わかっちゃいるけどやめられないを抜け出すために:「ルサンチマンやニヒリズムを徹底し、永遠回帰することで、力への意志を持ち、力の感情を再現する」

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    Posted by ブクログ 2012年08月19日

    ニーチェの言葉には救われる。超人の発想だから印象に残るのかなと思ったけど、普通の青年からきた、核の言葉だから共感しているんだと思った。生を肯定する「力への思想」は興味深い。

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    Posted by ブクログ 2011年07月31日

    哲学を齧ろうと思っても、いきなり原書に飛びつくというのは私のようなものには難度が高すぎる。なので、入門書の存在というのはありがたい。
    哲学者自身にも人生があるわけで、その中で考え方も変化していくのだから、著者の作品がその思想の変遷の中でどの段階にあたるのか理解しておくことは重要で、本書はその一助とな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年04月30日

    この本はニーチェについて書かれたものです。

    ニーチェの考えの変遷を
    芸術や文化などを誰よりも崇拝した時代、それらをすべて否定した時代、そういった否定を乗り越え自分の内の原理から自分と世界を肯定する時代という三つの時代に分けて書いている。

    自分が持っていた価値観を壊され、すべてが否定的になる感じと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月01日

    ニーチェの思想をわかりやすいことばで解説している本です。

    著者は、「超人」を説いていたはずのニーチェの思想を、むしろ「小さな人間のための哲学」だと規定しています。ルサンチマンをかかえた小人たちに対するニーチェの容赦のないまなざしは、そうした人間の心の働きを内側から理解する者に特有のものだと著者はい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月02日

    現代若者向け?にまとめられたニーチェ入門。思想の一連の流れを、身近な例で解説しながら紹介している。
    一番最初に読むよりも、いくつか読んでちょっとニーチェにハマってから読んだ方が面白いかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2012年05月16日

    とにかく分かりやすいニーチェ入門書です。分かりやすさを追求する余り、思想を人生訓レベルで解釈して見せてくれたような気もしますが。「力への意志」とは人生を変えていく力だ、というのは勇気づけられますが、まさかニーチェが発狂するほど考えたことが、それだけ、ってことじゃあないだろう、とも思います。さあ大学に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月01日

    ニーチェ哲学の中心テーマ:生を肯定すること
      キーワード
        ・ルサンチマン   
        ・ニヒリズム  
        ・永遠回帰
        ・力への意志

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