結ばる焼け跡 2

雨瀬シオリ

昭和２０年、冬──。
終戦後、東京・上野のバラック街で
人々はただ必死に生きていた。

謎の復員兵・金井田は、
かつての同期・伊藤から
ある計画の協力を求められる。

皆が何かを失ったあの年の暮れ、
男達の暗躍が再び事件を呼び…!?
胸に迫る戦後再生物語、待望の第二巻!!

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 日本文芸社
• 掲載誌・レーベル: 漫画ゴラク
• ページ数: 218ページ
• 電子版発売日: 2020年07月29日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 59MB

[ブクログ · ★★★★☆]

中野学校、スパイの話か…
常識外れな話となってきた
漫画だ…
少しだけ躊躇したが、また楽しそうな設定

[波動防壁 · ★★★★☆]

金井田と言う男

金井田の正体が明らかになる。元陸軍のスパイ。仲間だった伊藤が「GHQが自分たちを探している。日本の力を更に落とす為、そしてアメリカの次の戦争に利用するため」と。伊藤は自分らの身を守る為に、元スパイのリストをGHQから奪うのに力を貸せと、金井田と小代に言う。金をくれるならと話に乗る小代、「戦争は終わったんだ」と拒否する金井田。が、裏切る小代。GHQに近づく為に使っていた女を捕らえられた伊藤はGHQに乗り込む。金井田は「大事だ。大切な人間がいるのは」と伊藤に協力。
戦争から抜け切れていない伊藤、保身の為に裏切る小代、「戦争は終わった」と守る者の為だけに戦う金井田。多分、誰も間違えてはいない。
戦争からの復興を舞台にした、サスペンスでもあり人情モノでもある。
他の作品では、いまいちキャラの容姿が描き分けられて無いが、本作では今の所、分かりやすい