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【悲報】日本人、恋愛もガラパゴス化していた?! ――西欧の恋愛制度が確立していく歴史を追うとともに、それが日本に輸入され、いかに変質したのかを、気鋭のプルースト研究者が軽妙な筆致で綴る。 古代ギリシャ、古代ローマの恋愛/キリスト教と恋愛/中世宮廷恋愛/ロマンティックラブとは?/明治期から大正期にかけて――日本における「恋愛」の輸入/西欧における恋愛肯定論と否定論、精神分析のヴィジョン/現代日本の恋愛
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Posted by ブクログ 2018年12月20日
愛とは何か?著者によれば、仏教的にもキリスト教的にも、そこから生まれたロマン主義的にも束縛。その束縛からいかに逃れるのか、考えさせられるた。日本のキャラ論については、まだ消化不良。
読みやすく面白い
やまだ 2019年01月30日
日本が恋愛を取り入れるまでの流れが詳しく書かれている。 話し言葉で読みやすい。
Posted by ブクログ 2021年02月20日
「恋愛」に制度!? 現代を生きる自分には、正直ピンとこないタイトル。 古代ギリシャから現代日本に至るまで、「〜だと思わなくちゃいけない」という 心理的束縛が存在し、恋愛の制度化という罠が常にあることに対して著者は警報を鳴らしている。 "正しい"「恋愛」は、人生を豊かにするう...続きを読むえで欠かせないドラマ。 恋愛感の歴史的展開やヨーロッパと日本の比較から、自分なりの「恋愛」の答えを再確認してみては?
Posted by ブクログ 2019年08月11日
古代ギリシャ、ローマ帝国、中世宮廷恋愛、ロマン主義的恋愛。そしてそれが日本に入って来て奇妙に混ざり合いつつ日本の恋愛制度がどのように発達して来たかをフランス文学者の著者が解説している。レベル的には入門書と学術者の間くらい。 2500年の長きに渡って恋愛制度がどのような時代背景とともに形作られて来た...続きを読むのかを丁寧に説明している。古代ギリシャやローマ帝国の時代背景は説明を読んで納得する他ないが、現代の日本の恋愛観をアニメや歌詞などから解釈する文脈は読んでいてなるほどと思わされた。 読んでいて感じたこととして、著者は時代背景や当時の人々の気持ちをわかりやすく表現する能力が大変高いと感じた。一例を挙げるなら伝統主義者を「ハイカラな思想にかぶれた気取り屋なんぞ無視して、日本は日本の道を行くのだ」と形容しているのなんかは大変わかりやすいのではないだろうか。 また、著者の主張ではないが日本の個人的意識を捉えるための考え方として紹介されていた甘えの論理が面白い。確かにお互い様、お陰様、という相互依存の関係を至る所に作りそのコミュニティの中で空気を読んで集団への同調を基本とするのが日本社会である。アカデミアの世界でもそのような関係作りが上手い人が成功していると思った。 最も印象に残った言葉は、 「24時間体制で相手の行動が把握できて、かつ陰口を叩くことができるシステムがSNSですが、これは日本的なムラ社会を加速させます」
Posted by ブクログ 2020年06月15日
恋愛・セックスの文学史。ってな感じ。類書がないのでとてもえらい。 まあこうなるだろうな、っていう並び。オウィディウスやカペラーヌスの内容とか新書レベルで紹介してるのははじめてちゃうかな。どれくらい本気なのかわからんけど、がんばってほしい。小谷野先生とかに対してはリファレンスするべきじゃないかな...続きを読む。文献リストは項目ごとの脚注みたいな形で、リストはなくて見通しがわるい。でもこれでかなりこの分野の理解が進むね。偉い。 検討中。うしろの方はすこし問題があるように思う。 というか、なんでもかんでも「似たようなもの」になってしまう。それでいいのだろうか。
Posted by ブクログ 2019年07月26日
日本の「恋愛」は欧米のそれとは異質なものである。欧米恋愛観は歴史の変遷に伴って変化し、今の形があるのに、日本はその土壌を無視して輸入してしまった。らしい。 人を愛する気持ちは人類共通だと思っていたので、恋愛の枠組みさえ文化に決定されているというのは非常に衝撃的だった。
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