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「マッキー、聞いて~!」地曳いく子を突然襲ったクライシス。人生の先輩、槇村さとるのところに駆け込んだところから、この本がスタートします。おしゃれの転機だった50歳を無事に乗り越えたのもつかの間、次にはさらなる“山”が待ち受けていたのです。それは人生の「エベレスト期」。もはや悩みはおしゃれだけにあらず。How to Live(どう生きるか)、How to Love(どう愛するか)、How to Wear(どう着るか)、の3本立てで、アラカン世代の悩みに答えます。もちろんおしゃれの参考になるヒントも満載。地曳さんの辛口ながら愛ある言葉と槇村さんの楽しいイラスト&漫画は今回も絶好調! 【目次】イントロコミック そして危機がやってきた。「マッキーきいて~!」いく子の場合/PART1 HOW TO LIVE 55歳、最大の危機がやってきた!/55歳は人生の「エベレスト」/おしゃれ以前に考えなきゃいけないこと/エベレスト期はグレーゾーン/年齢とメモリー容量は反比例!/負け犬でけっこう。70%勝てれば上々です/ジキルとハイドな私たち/ババアと呼んでくれてありがとう(^-^)/<草笛光子さんに学べ・その1>捨てワザを使って「新しい自分」に出会う/あなたは、あなたが思ったとおりに老けます/できることだけやる勇気/往生際を大切に!/あなたも立派な55歳?! CHECK/片足未来で、片足カンオケ?! “One foot in the grave”/大人フェスとドラマに見る、人生の先輩たちの「ババア道」byいく子/素敵に見える秘密は、「安心のオーラ」/過去の自分にひと言。さとるの場合/ PART2 HOW TO LOVE 55歳からリセット?! パートナーとの関係どうする/まずは自分を愛すること/「ビッチ上等」でラクになる/人間関係のあり方を見つめ直す/「自ら男尊女卑」はもう卒業/男のしつけ/「共白髪」の真実/特別対談 さとる×いく子のアラカンLOVEトーク/恋人よりも女友だち/パートナーというぬくもり/「ぞっこん」が幸せを運ぶ/共通点は少しで十分/過去の私にひと言。いく子の場合/ PART3 HOW TO WEAR おしゃれのために「あきらめたもの」「得たもの」/55歳、きわめるべきは「美・ババア」道/おしゃれは人のためならず/基準は自分、責任も自分/好きなものに迷ったら、嫌いなものを探す/勘違い若づくりにご注意!/欠点を見つけたときがスタートライン/おしゃれをするために、あきらめる/決め服は2時間持続が目標/「足もとを若く」は美・ババアの基本/流行は、回転寿司と心得る/ディフェンスとしての流行アイテム/トレンドのハーフ&ハーフ法則/デパート4階は「美・ババア」スポット/アラカン三種の神器 いく子vs.さとる/「55歳からの服」4つの条件/買い物ジャッジ 3つのステップ/バッグひとつで格上げ3年/所有欲は時代遅れ?!/エベレスト期のおすすめブランド/微妙なサイズ感の解決テクニック/困ったときの原点回帰/人生最後の「女っぽい」シリーズ/地曳いく子と行くイセタンツアー/ベーシックアイテムもハーフ&ハーフ法則/完成しすぎは老け見えのもと/<草笛光子さんに学べ・その2>あきらめる代わりに得るもの/いく子の隠し球1 プチプラコスメと赤いリップ/いく子の隠し球2 黒か紺か見分ける秘策/いく子の隠し球3 捨てるくらいならのスニーカー手入れ術/エピローグ「クズBBAですが、それが何か?」さとるの場合
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Posted by ブクログ
ババア上等!シリーズの2冊目。
てっきり1冊目だと思って読んだのだが、間違ってた。
23年に出た「ババア最高!」の槇村さとる先生のイラスト入り表紙に惹かれ、面白そうだなと思っていて。シリーズらしいと解ったので、じゃあ遡って読もうかなと手にした。
「ババア上等!最高!」
なかなかスカッとそんな事、言えないものだ。
気持ちいいな、カッコいいな、と思って覚えていたものを、なんで筆者のお二方よりも年下の私がガツガツ読んで、3時間で読み終えたのか。
ちょっと刺さることを言われ、繊細なお年頃でもないのに調子を崩した。
相手にも悪気はなかった。それはいい。
夜中に目覚める。
悲しくもないのに涙が落ちる。
自分なんか何も出来ない、もうダメと前触れなく思う。
果ては、原稿を書けない。本が読めない。
だけならまだしも、信号が赤なのに、気づかずバスにはねられそうになった。
変である。
往診に来てくださる看護師さんに、思い余って相談した。チームで来てくださってるので、皆さん真摯に相談に乗ってくださったのだが。
その中のお一人が。
「更年期みたいよね。あははははっ! 女じゃなくなってきて、男になるって言うしね。涙くらいなら可愛くていいんじゃない? だーいじょうぶよ!」
勿論、相手は励ますつもりで言っておられる。
だが。
珍しく、本気でムカッときた。
更年期みたいと言われたことが腹立つんじゃない。
そんなもん、早い人なら30代後半から悩み始めるし、50代から悩みだす人もいるんだから。
女性なら全員通る、人生の時期の不調ってだけで、いずれ私だって経験するだろう。
問題は、
「そこはかとなくバカにされたな、だけど文句言えない励ましの形にされてるな」
と感じ取ってしまったからである。
もちろん、一緒になってガハハハ、と相手の倍の勢いで笑い飛ばし、「ほんとよねー!」 と一蹴した。
(結局は、婦人科でなく別のクリニックを、内科の主治医から紹介された。マジで加療が必要だったってだけのことだ)
しかし。
ナメんなよ。
である。
さて、じゃあなんで、「アラカンサバイバル」にまでぶっ飛んだのか。
「私のやってることには、何もかも意味がない」
「今から何したって、間に合わない」
「いや、そんな事言ってる間に行動しろや。ヒトよりも時間ないんだから!」
この、
「なんか変な思い込み、認知の歪みは、確かにアラカンサバイバルに近い悩みかもな」
と、どこかで冷静に思っていたからだ。
じゃあ、実際に先を歩いた方々は、どうそれをぶっ飛ばしてるのかな?
だって、「上等!」って言ってるくらいだもん。
『なんでもかんでも、がんばればなんとかなるというのは、間違っていると思うんです。
(中略)
逆に、60歳になってはじめたことが、もしかしたらものすごく得意なことで、60歳でプロになることだって、あるかもしれません。あるいは、素人のトップとか。
ただ、若いときには時間があるから、得意じゃなかったと後でわかってもいいけれど、私たちにはもうそんなに時間がない。私たちは限界が決まっているから、そのなかで濃くやるにはどうしたらいいかと逆算して考えるといいと思います。』
うん。
……私、焦ってるんだ。
『できることだけやる勇気
うまくできないことを無理になんとかしようとする必要は、もうありません。できることだけ、やればいいんです。できないことは、ほかの手立てを考えるか、放置するか、思いきってやめてしまいましょう。やめる選択もありなんです。
(中略)
もう無理する必要はありません。
自分がよければそれでよし。』
うん。
頑張らないわけじゃない。
挑戦しないわけでもない。
だけど、何でも傷ばっかり増やして、それを平気だったと思い込むのはよそう。
痛いものは痛い。苦しいものは苦しい。
その苦しさに常駐しない方に歩く。
行動するために痛みを回避するのは、アラカンだろうがそうじゃなかろうが、立派なサバイバルだ。
思い詰めた命題が、アラカンのお姉様たちと、意外と近かった。
「あの女、ムッと来たけど意外と鋭かったんか?」
敵ながら、ちょっと許せた。
笑えた。
そして。
アタシ、上等。
そう、思った。
この本の著者、地曳いく子さんは、スタイリストさんだが、55歳からの服の選び方のポイントを、こう挙げておられる。
1 軽さ
2 やわらかさ
3 肌触りのよさ
4 伸縮性
なのだって。
読んでふと気がつく。
セルフラブしなさい。
自分を甘やかすんじゃなく、頑張れるために優しくしなさいね、ってことじゃないのかな、と。
それを身体感覚と心の感覚に落とし込んで、ババア上等! ってかっ飛ばす明るさが大事なのかも、って。
今、私には。
周りに怒るより、悲しむより。
ちゃんとセルフケア&セルフラブして。
休んで。
元気でいられる、って信じるのが大事で。
それはこの先、アラカンよりもっと上の年齢になっても、数字に関係なく。
評価にも、薄っすらとばかにされちゃう、悔しい経験にも
(これからだって、もっともっと増えていくんだろうから)
振り回されないことが大事なのかな、そんなふうに思った。
アタシ、上等。
早朝に目覚めた、目尻の涙は。
指で弾いて落とせばいい。
それだけだ。
Posted by ブクログ
「ぞっこん」という疑似恋愛で、
本当の恋愛には発展しないことが
わかっていたとしても、
何かに首ったけの気分は、
人を幸せにしてくれますよね。
(地曳いく子/スタイリスト
『アラカン・サバイバルBOOK』より
* * *
夢中になれることがあれば
いくつになっても 恋する乙女
惜しみなく愛を注げるものがあれば
しあわせな気分があふれてくる
大好きな人はいますか?
熱中できる時間はありますか?
大切に育んでいるものは?
あこがれの人を想うときの
胸のときめきが元気をくれる
子供が遊びに没頭するように
「今」だけが存在すると実感できる
シンプルだけど難しい
「好きなものを好き」ということ
怖がらないで表現しながら
カワイイおばちゃんになりたい
* * *
愛するということの
主体となって
好きを表現しましょう。
そういう恥も外聞もない
オバカさわやかなババアに
なりたいのです。
(槇村さとる/漫画家
『アラカン・サバイバルBOOK』より)
Posted by ブクログ
ホルモンが足りずに体中がカサカサしてるし
老眼は進むし、ヒールの靴なんて長時間履けないし
薬瓶の文字や食品の素材とか読めないし
手指が油不足なのかATM画面に何度タッチしても
反応しないしwww
思い当たることが多すぎておおいに頷く
そうそう
服選ぶの本当に難しい
どれ着てもなかなかしっくりこなくて悩む
まず衣服に求めるものが
軽さだし柔らかさだし肌触りだし
あなたはあなたが思った通りに老けていく
って呪文のような言葉を聞くとドキッとする
でもまぁ、とにかく二人が明るい
歳には逆らえないけど粋におしゃれに生きていこうって
いうのが伝わってきて、共感できる部分も多し。
ただ参考にはなっても同じようにはできそうに
ないなーとか、なにかのバイブルになるほどの
影響力がある本でもないのだけれど歳を重ねる事で
いい事もある。
どういうふうに年を重ねていくかはあなたの思うまま
自分の気持ちひとつです。
100ページそこそこでさらっと読めてそこそこポジティブな
気持ちになれる本だった。
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