エドゥアール・マネ 西洋絵画史の革命

エドゥアール・マネ 西洋絵画史の革命

2,200円 (税込)

11pt

4.7

印象派より危険で、ピカソより前衛的──。
マネを起点に描き出す新たな西洋絵画史。

印象派が産声をあげる直前の19 世紀パリ。画家マネのスキャンダラスな作品は官展落選の常連であったが、伝統絵画のイメージを自由に再構成するその手法こそ、デュシャン、ピカソ、ウォーホルら現代アートにも引き継がれてゆく絵画史の革命だった。模倣と借用によって創造し、古典と前衛の対立を超えてしまう過激な画家は、芸術のルールをいかに変えたのか。謎めいた絵画作品の魅力と、21世紀へと続くその影響力に迫る。

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エドゥアール・マネ 西洋絵画史の革命 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     『印象派の誕生』や『マネの絵画』などで、マネと印象派との関わりや、フーコー、バタイユなどが指摘したように、彼が絵画史に起こした変革はある程度知っていたが、本稿はそれらにはなかった視点───複製画によるコラージュとアッサンブラージュ───から、マネの革命性を分析する。導入で「マネを中心に据えた西洋絵

    0
    2023年12月14日

    Posted by ブクログ

    ラジオで推薦されていたので手に取りました。とても分かりやすいく、深く知ることができた気がします。読んで良かった。平成30年10月19日初版

    0
    2020年07月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正直エドゥアール・マネに対してしは印象派という認識しかなかった。
    この本を読むとマネに対する見方が大きく変わった。そういうい意味でいい出会いだった。レアリスムでもなく、印象派でもなく、しかしモダニズムやピカソに影響を与えた画家。副題のまさに「革命」を起こした人。今も多くの画家を目指す人々が知らないま

    0
    2020年04月13日

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