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Posted by ブクログ 2022年03月17日
STAP細胞は無い派の本。
あの日、つまりSTAP細胞発見の記者会見当日に筆者が記者としてその場に居合わせたところから始まるが、少しの無駄もなくSTAP細胞への疑惑を丁寧にまとめてある。
小保方氏と擁護派の本を2冊続けて読んだあとにこの本を読んだが、STAP細胞はないと確信させられるほどに記者として...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月22日
結局この事件は何だったんだろう、とずっと思っていたので読みました。毎日新聞の須田記者が、最初はみんなと同じようにSTAP細胞に興奮して報道したジャーナリストの1人として責任を取るかのように丁寧に経緯が書かれていました。
私はやっぱり個人の問題(研究の作法を知らなかった、データの扱いがあまりにずさん)...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月16日
情緒的な科学者vs論理的な新聞記者という、いつもと逆の構図が面白かった。
未熟だけど一生懸命な若者に好感を持った権威あるベテラン達。結果としてネイチャーにヤバい論文が掲載されてしまう。「くさった丸太をたまたま渡り切れてしまったようなもの」と本文中にあるがその通りだと思う。しかし応援したくなるというの...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月11日
力作。
膨大な取材データと専門的な話を、
一般の人にわかり易く書こうとしているので
ものすごく読み応えがある。
当時の状況を、時系列ごとに問題点をあげて構成されているので、
なんとなく知っていたこの事件が、ああこんな問題があったのかと
改めてわかった。
これぞノンフィクションな一冊。
でも、最後...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月22日
STAP細胞事件を追った毎日新聞の女性科学記者の取材ドキュメント。本書を読んで、STAP細胞事件が解明されたとは思わないが、少なくとも、他社を圧倒する取材力で、当時の関係者の心情、STAP細胞に対する見解を引き出し、それらがどう変わっていったのか(または変わらなかったのか)がよく分かり取材ドキュメン...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月09日
著者は毎日新聞の記者。内容は表題の通り。文庫化に際して追加された末尾の部分では、この事件の総括を改めてされているのと同時に、小保方氏による手記『あの日』に出てくる名指しによる批判への再反論ともなっている。あの事件の何が問題で、どうして”STAP細胞は存在しない”と言い切れるのかを科学にあまり詳しくな...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月09日
2018/10/6 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2020/3/2〜3/9
世間を騒がせた「STAP細胞」騒動の顛末を綴ったノンフィクション。著者の須田さんは当時twitterで情報を沢山流しておられたのを覚えている。読んでみて、当時を思い出したが、発言や行動を見ていると、論文の主著者は昨年...続きを読む
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