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物心ついた頃から骨董品に宿った「つくも神」が視える大学三年生の後田琴子は、その力ゆえに苦労することも多く、目立たないよう大人しく生きてきた。相棒は幼い頃、鎌倉の骨董店「やおよろず」でもらったアンティークのブローチに憑く、少年の姿をしたつくも神「蛍」だけ。しかし、お礼も兼ねて訪れた「やおよろず」で偶然起こった盗難事件を解決したことで、骨董店の若きイケメン主人・星史郎と、「自称」名探偵のぽんこつ警部・真暮の事件捜査に協力することになり―― 。小心者探偵の骨董ライトミステリー!
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年08月20日
自分の力を人に信じてもらえなかったら...。親が甘やかしまくってたら...。人のことを信じられなくなったり、ひねくれたりしても不思議じゃない。信じてもらえない理由である付喪神が嫌いになる可能性だって。付喪神と話せる不思議な力を持った琴子は、そんなことは全くなく、とにかく素直。おどおどしているところは...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月20日
途中まで、登場人物にいらっとさせられっぱなしだったのだけど、だんだんと慣れてくると、コミカルな展開が面白くなってきた。
あまりに頼りない琴子は成長していったし、真暮警部は、本人は変わらないのに印象が変わったいった。
(真暮って、マグレとメグレをかけてたりする?)
琴子にしか見えない聞こえないつくも神...続きを読む
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