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ひょんなことから水産庁の漁業調査船に船医として乗り込み、5か月半の航海に出た著者。ゆく先々は珍事や怪事に溢れていて……笑いとユーモアに満ち溢れた自伝的航海記! ※本書は昭和四十年に小社文庫にて刊行されたものを復刊に伴って改版したものです。
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Posted by ブクログ
誕生日プレゼントに「私が手に取らなさそうな本」をリクエストした私に、友人が贈ってくれた本です。率直に面白かった…!それに表紙や冒頭の印象では、確かに私が選んで読むことは無かったような気がします。本をおすすめしてもらうの、すごく良いですね。 内容は愉快なお医者さんが独特の視点で書いた旅の記録です。諸外...続きを読む国を巡る船の旅というと、目眩く冒険や人生を変えるような出会いや旅を終えて生まれ変わった自分を期待したくなるけれど、そんなフィクションはこの本には登場しません。 旅の船内や旅先での出会いは、あくまで素朴なものであるにも関わらず、斜に構えた態度をとったり訝しんだり全く関係ないことを空想したりする著者の振る舞いを見ていると、不思議と自分も旅に出たくなりました。 今まで相当インドア派だったけど、コロナ禍が明けたら、私もまずは国内から巡ってみようかな。 面白い本でした。他のシリーズも読んでみたいです。
なかなか海外に行けない世の中なので、行った気分になろうと思って手に取った作品。 もう60年も前に書かれた作品なので、描写されている海外の様子などはだいぶ変わっては来ているだろうと思うが、漁業船の船医としての航海生活や寄港した港の風景や文化などの描写は、新鮮で面白かった。 医者というエリートでありな...続きを読むがら、尊大振ることもなく、逆にホラ吹きだったり、ナマケモノであったり、まるで少年かのような無邪気さ・好奇心の強さ、そして偏屈さがこの作品を愉快にしているのだと思う。 独特なユーモア溢れる文章で、夢中になって一気に読みきってしまった。 著者はあとがきにて、「私はこの本の中で、大切なこと、カンジンなことはすべて省略し、くだらぬこと、取るに足らぬこと、書いても書かなくても変わりはないが書かない方がいくらかマシなことだけを書くことにした」と綴っている。 こんな旅行記が今まであっただろうか。 著者・北杜夫氏の変人っぷりがよく分かる本で、大好きな1冊になった。
☆☆☆2020年4月☆☆☆ コロナ騒ぎ真っ只中。戦後10年ぐらいの時期にマグロ漁船に乗り込んだ船医、北杜夫。公開で立ちよる先々で飲み歩いたり、国情を観察したり。また、当時の船員の気質を知ることができ、興味深かった。当時の人たちは戦争を経験しているからか、度胸が据わっているというか、なんというか。
ユーモラスな医者の航海記 古典エッセイの名作 港に折り異国の人と酒を酌み交わす様子は今読んでも大変楽しく読めました 船同士の横付けで物資交換とか今現在もある文化なんでしょうか? なんていうか、バトルのないワンピースのような雰囲気にほがらかに読めました
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