最愛婚―私、すてきな旦那さまに出会いました

西ナナヲ

恋を知らない桃子は、お見合いで名家の御曹司・久人と出会う。エリートで容姿端麗という極上な彼から最初のデートでプロポーズされ、「この人となら幸せになれる」と直感した桃子は、交際期間ゼロで結婚することに。なぜ自分が選ばれたのか不思議に思いながらも、新婚生活では久人から包み込むように甘やかされて、愛される幸せに浸るばかり。そんなある日、彼の重大な秘密が明らかになり…!?

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル / その他女性向けラノベ
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: ベリーズ文庫
• ページ数: 336ページ
• 電子版発売日: 2018年05月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[kidai · ★★★★★]

心温まる

とても読みごたえのある作品でした。お見合いで結婚して、二人少しずつ近付いて来たと思ってたら、久人の根底にある何とも言えない辛さや、手に取れない迷いとか、過去の話には驚きました。桃子は、逃げる事なく久人と向かいあい素敵な夫婦になれて良かったです。久人の両親にも辛い過去があり読んでいて悲しくなりました。
でも、従兄弟、叔母である千晴に
支えてもらい素敵な関係が築け
もっとこの先が読みたいと思います。

[p(^o^)a · ★★★★★]

幸せって、そういう事だよね

今更ながら、幸せっていうものを考えさせられました。ごく当たり前の事のようで、朝起きるたびに「自分て何なんだ」と悩んだりしない幸せ。家族や友達や恋人や、そういう人たちと気兼ねなく付き合っているという幸せ。他にも、当たり前に受け入れていた幸せを、改めて嚙み締めました。感謝しなくちゃな、って。
他人を本当に好きになるには、自分を心から好きにならないと。他人を幸せにするってことは、自分が幸せにならないと。親孝行は、自分の幸せを伝えること。そういう事を改めて気付かされました。
素直であることがとても素敵なヒロインと、実はとてもピュアなヒーローが、キラキラ輝いていくとても良い小説だと思いました。出逢えてよかった、ありがとうと言いたくなるお話でした。

＃ハッピー ＃感動する ＃深い

[除湿機 · ★★★★★]

とても良かった！

結婚とは、幸せとは、親孝行とは、など
好感的な方向で考えさせられる作品だと思います。
最後までとても気持ち良く読めました。私自身、気持ちが豊かになれたような、そんな気分になりました。
読んで良かったです！

[みゆちゃん · ★★★★★]

とってもいい作品です

読み進めていくうちに、胸が苦しくなるような感覚になったり、感動して涙がこぼれたり。。。男女間だけでなく、家族、友人という間柄の人間愛みたいなものが描かれた作品です。是非、読んで欲しいです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ヒロインがちょっと変わってるなと思った。

普通なら2回目に会った時にヒーローの高慢とも取れる態度に怒る所なのに、面白いとか悪い人じゃないとか言うし、インスピレーションだけで結婚決めてるしで不思議ちゃんだった。

両親を早くに亡くしても伯母だったり親戚が大切に育ててくれたおかげか、ピュアというか、無垢な子供がそのまま大人になったみたいな感じ。

ただ、ヒロインのそういう純粋さとか、優しさとかにヒーローは救われてたと思う。

この作品は、ヒロインとヒーローの恋愛云々より、ヒーローが抱えてるものが重くて切なくて苦しかった。

ヒーローと両親の話にはめちゃくちゃ感動した。

これは恋愛というより、家族の物語な気がする。

最後、ヒーローが人らしい感情とかもち始めててほっこりした。

[コユミ · ★★★★★]

良かったです

御曹司とお見合いからの電撃結婚で、心を通わせていく物語です。
御曹司が過去のトラウマを乗り越えていくところが感動です。

[りんご · ★★★★★]

深い

一気に読みました。
テンポ良く､楽しく。
でも､実は色々な角度から深くて。
親子､夫婦､様々な人間模様が見えてじっくり考えつつ。もちろん甘さもあり、でした!

[Momo母 · ★★★★☆]

ピュアなヒロインが可愛い

早くに両親を亡くしたヒロイン。名家の生まれで祖父母や親戚に可愛がられながら素直に育ちました。そんな時叔父から次々に持ち込まれるお見合い相手の1人から、是非にと2度目の席で結婚を求められます。相手の顔も覚えていなかったヒロインですが、何故かこの人ならと了承。あっと言う間に結婚入籍。そこから始まる2人のお付き合い。誰でも良かったと最初から言っていたヒーローとピュアなヒロインのほのぼのした関係が少しずつ変わって行きます。普段の自信満々な彼の心の傷、闇に気付いたヒロインの優しい愛情に癒されるヒーロー。本当の夫婦になって行く素敵なお話でした。