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Posted by ブクログ 2017年08月19日
知の巨人といえば熊楠(かボルヘス)。
先ず一読して皆が思うのは「尋常ではない」という事だと思う。膨大な知識量。人でありながら人智を超えた存在。
…でありながら、猫を愛し、折角買った貝類を旅館に忘れ、友人の顔に男根の落書きをしてみたりと何処までも人間臭い人柄。癇癪持ちで短気であるのを自覚していたそうな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月22日
とんでもない知識量に唖然としました。
「知の巨人」、生ける百科事典です。
古今東西を問わず、あらゆることに精通した熊楠の連想力は、驚きと衝撃の連続でした。
ところどころ窺える人間性には、若干、付き合い難い気質を感じますが・・・(寝ている友人の顔に男根の落書きって!そりゃあ寝ている間に抜け出た魂が顔を...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月15日
南方熊楠(1867-1941)は、奇才というにふさわしい、型破りの民俗学者・博物学者である。和歌山に生まれた彼は、少年時代から類い稀な記憶力を見せる博覧強記の人であったが、学業成績は必ずしもよくなかった。長じて東京大学予備門に進むが落第して退学。後、アメリカやロンドンに留学する。大英博物館での研究生...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月25日
さすがに、文章が古文に近いので、読みにくい。
それでも、読み進めていくと、独特の世界観に浸ってしまう。
それにしても、興味の向く先の広さ、深さ、そして文献引用の多様さには、参ってしまう。
くせのある文章といい、一種の変人ではあるのだろうな。
民俗学系方が長大な文章が収録されているせいもあって、理系分...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月23日
数多の論文を残しながら在野に留まった知の巨人、
博物学者・生物学者にして民俗学者、南方熊楠の膨大な原稿から、
一般人にも親しみやすい随筆を精選した小さなハードカバー本。
ユーモアたっぷりの筆致に、読んでいて頬が緩んでしまう。
郷里の山で見つけた粘菌の一種に砂糖をかけて「食べてみた」とか、
江ノ島を逍...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月16日
南方熊楠の話なら粘菌まみれかと思いきや、ひとつもそんな話がなく、同姓同名の偉人がいたか、自分の記憶が間違っていたのかと思ってしまったほど。
実際のところ、熊楠先生は粘菌だけではなく、むしろ民俗学や妖怪、食用の山菜や七草粥、コウモリによる受粉などめちゃめちゃありとあらゆることを学んでいて詳しい。
1...続きを読む
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