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スポーツ×社会学!根性や美談で成果は上がるのか? スタンフォード大のアメフトコーチが提言 パワハラやブラック部活など「不合理」な指導が話題になる日本のスポーツ界。 一方アメリカでは、大きな産業として合理的にスポーツ界を発展させている。 どうすれば日本の文化的な価値観の中に「合理性」をうまく取り入れることができるか日米の違いを目の当たりにした著者が提言する。
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Posted by ブクログ
不合理だらけの日本スポーツ界。河田剛先生の著書。アメリカのスポーツ界は本当に合理的で論理的。日本のスポーツ界も外国の良いところは謙虚な姿勢で学ばないと何も変わらない。改めて日大のアメフト部事件には日本のスポーツ界の不合理が凝縮されているように思いました。
目が覚めます。アメリカスポーツの文化や考え方を理解しておくことは、日本スポーツの強化、教育、ビジネスに携わる人たちの視野を広げることに役立ちます。
日本のスポーツ現場で育つも、アメリカのスポーツコーチの経験を経てその違いに大きな衝撃を受けた筆者が、日本でのスポーツの在り方に警鐘を鳴らす一冊。 ビジネスとしてのスポーツ、学生アスリートのあり方、人材発掘のシステムなど、大きな隔たりがある部分を自らの経験をもとに語っている。 学びも多く問題意識を提...続きを読む示してくれるものになっている一方、本としての一貫性が見えづらく読みづらいのが難点。また、筆者の在籍がスタンフォード大のため、本当にアメリカスポーツ界のスタンダードを描いているのか疑問に思う箇所もあり、システム面の客観的な比較を参照できる書籍を手元に置きたい。
日米のスポーツ界を具体例を多く交えながら、比較していて、タイトルの通り、日本スポーツ界がいかに不合理かがわかる一冊。 アメリカのスポーツ界の現状を知れる一冊でもある。 読み手によってはアメリカ思考を押し付けているように読まれるかもしれないが… 私自身は、「日本のスポーツ界はもっと良くなるし、良くした...続きを読むい!例えばアメリカではこんな例があるんだ!」と言ったような熱いメッセージを感じた。
確かに、ご指摘の通りかと思っています。 日本が勝っている部分の ・P9 海外では、スポーツだけしている訳ではなく、勉強もしている、他のスポーツも。 ・P17 スポーツ成功者であっても、華麗な転身者は皆無。 ・P34 ボブ・ホーナーの『地球の裏側にもうひとつの違う野球があった』を読んでみたくなった。 ...続きを読む・P34 無駄な声出し ・P39 10歳の子どもにも、投球数制限がある。 ・P39 1年中一つの競技をやり続ける日本、他の才能を見出すチャンスを探したり、シーズン制で他のスポーツをするアメリカ ・P40 米を中心とした炭水化物の日本、プロテイン摂取のアメリカ。 ・P53 日本のスポーツにはお金が無い。お金化できていない。 ・P80 充実した、指導者を育成するシステムの存在。 コンベンションがあり、情報共有やスキルアップ、ネットワークの構築、就職の機会が期待される。 ・P89 学校が公式にサポートする全ての競技に男女のチームを作る。よって女性指導者も増える。 ・P95 体罰無し、コミュニケーションのテクニックとしての習得。 ・P97 スポーツ医療の充実。 ・P122 メディアリレーションの充実。 ・P141 セカンドキャリアの充実 な、訳で。子どもには ・マルチスポーツ化 ・メディアリレーションに関する知識 について考える機会を提供したい。
アメリカと日本のスポーツ現場の比較を述べている。一貫してアメリカは合理的で素晴らしいという論調であった。日本のことは好きだと言いつつも痛烈な批判も多数あり。トップの世界では著者の主張に納得するが、スポーツ界と言っても一般人のレベルまでも含まれると考えるが、そのあたりついて述べられておらず、スポーツ全...続きを読むてにおいて合理的である必要があるのか疑問が残った。
河田さんは日米のスポーツに携わっているからこそ、どちらの良いところも悪いところもきちんと書かれていて、「ほんとそれ!」と何度もうなずいてしまいました。 シーズンごとにいろいろなスポーツができるマルチスポーツは是非日本でも取り入れて欲しいです! ブラック部活とか体罰とか不祥事とかいろいろ問題のある日...続きを読む本のスポーツ界。 日本の良いところは大切にして、アメリカから学べる良いところを取り入れて日本のスポーツ界の環境が改善され成熟していくことを願っています 息子のシニアチームでの野球生活は声出しとかお米何合食べろとか父母のお当番や合宿付き添いとか‥不合理だらけでした
アメリカの大学でアメフトコーチを務める筆者による、日米のスポーツ比較論。 基本的には、警鐘を鳴らすため敢えて日本の問題点、そしてアメリカとの差が大きい分野を取り上げている印象です。 書いてある内容は納得する部分も多いし、おそらく事実なのだと思います。日本のスポーツは文化として根付いていないので娯楽の...続きを読む域を脱せず、ビジネス規模として非常に小さい。 一方、フェアにするならもう少しアメリカスポーツの闇についても知りたかったですね。そうすることによってどういったところをいいとこ取りできるかを考えることが出来たと思います。本書の主旨とズレてしまうのかもしれませんが。 先輩後輩の独特な序列、根性論、ロジックのない練習メニュー。日本スポーツ界には色々誰もが思い当たる不思議が今も多数存在する。著者のような方が一人でも多く立ち上がって日本のスポーツを盛り上げていってほしいですね。
筆者も述べている通り、全てが日本の風土や文化に当てはまるものではありませんし、教育システムまで手を入れるのは、現時点では厳しいと思いますが、スポーツビジネスを定着させ、スポーツに携わる方が今よりもっと幸福になれる仕組みづくりが必要な点については、強く同意します!
教育上の問題点や現状については少し飛躍していたり、経験則すぎる印象はあったものの、スポーツにおいて合理性を追求することに関しては完全に同意。日本では中学・高校で部活動という課外活動があり、なおかつこのような場では上下関係が特に厳しかったりするから、アメリカの青少年スポーツと比べるとかなり特殊な構造に...続きを読むなっているのかもしれない。 昔は高校野球を観るのがすごく好きだったが、徐々に不合理な実態に気づくと、観るのがあまり楽しくなくなってきた。合理性のない練習や伝統を重んじすぎてしまうカルチャー、また炎天下の中、何百球と投げてそれが美談として報じられてしまうことには違和感を隠せない。それらが組織や大人の事情によって左右されてしまうのなら尚更。
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河田剛
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