ステージ別 腎臓病の治療とケア

富野康日己

透析療法を受けている方は年々増加し、2016年の統計で32万人を数えています。また新たに必要となる方が年間4万人に及んでおり、生活習慣病による糖尿病（317万人）からの腎臓病、慢性糸球体腎炎や高血圧性腎硬化症（1000万人）などの腎臓病の患者さんを中心に増えています。
腎臓の働きの低下は、狭心症や心筋梗塞、さらに脳卒中など、心血管疾患も引き起こすなど沈黙の臓器としての脅威も併せもっており、日ごろからしっかりとした対処のできる知識を身に付けておく必要があります。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 健康・医療
• 出版社: 法研
• ページ数: 192ページ
• 電子版発売日: 2018年03月30日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

著者は生活習慣病と腎臓を得意とする大学教授。

腎臓のしくみ、腎臓病の種類、
QOLの向上、食事療法の4章立て。

平易な言葉で分かりやすく解説されていて
腎臓病について広く浅く知識が得られる。

ユマニチュードという概念を知った。
フランス発祥で人との関わりを
大切にする姿勢で開発された認知症ケアだという。

詳細は分からないが認知症以外の人にも
応用できるのではないかと興味がわいた。