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2019年5月1日、日本の歴史が変わります。
「高齢譲位」(政府は「生前退位」と称しますが、内容は「高齢」を理由とした「譲位」にほかなりません)によって、皇位継承が行われた先例はありません。
2月末に、退位と即位に伴う儀式の概要が発表されましたが、それは正統的なものになっているのでしょうか?
さらに、今上陛下のご譲位によって、いよいよ皇位継承者は皇太子殿下、秋篠宮殿下(皇太子殿下の即位後は「皇嗣」殿下となられる)、そして悠仁親王殿下のお三方になってしまわれます。皇位継承権利のある成年皇族しか参列できないとされてきた即位の礼は、まことにさびしいことになってしまうのではないでしょうか?
皇位継承の歴史と未来、そして、今直面する危機についての決定版が本書です。
本書は1998年、文春新書創刊の第一号として世に出たものです。以来、ベストセラーとして版を重ねてきました。
そこに、最新の情勢を踏まえて大幅に加筆。増補改訂版として生まれ変わりました。
代替わりのすべてが、本書でわかります。
Posted by ブクログ 2018年06月27日
来春予定されている皇位継承。その歴史を振り返るのに最適な一冊。以下押さえておきたいポイントをメモ。
光格天皇から今上陛下,そして皇太子殿下まで,実に七代続けて親子相続なの,初代神武帝以降が12代続いたの(つまり伝説)以外にない稀なこと。
(光格→仁孝→孝明→明治→大正→昭和→今上→皇太子)
光格天皇...続きを読む
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