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本書で言う「インド・シフト」とは、「インドにグローバル戦略拠点や研究開発拠点を置き、インドの高度IT人材とともに、インドから世界的イノベーションを生み出していく」ことである。ここ数年、世界のトップ企業は軒並みこのシフトを進めている。しかもその勢いは増すばかりだ。特に、“インドのシリコンバレー”と言われる南部の都市「バンガロール」には、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、オラクル、SAP、IBM、アクセンチュア、インテル、クアルコム、エヌビディア、アーム、ノキア、ファーウェイ、サムスン、ウォルマート、3M、ゴールドマン・サックス……多くの世界のトップ企業が開発拠点を設置している。顔ぶれも豪華だが、驚くのは、その多くが本国以外では最大規模の開発拠点を構えていることだ。数千人のスタッフがいるのは当たり前である。世界のトップ企業が「インド・シフト」を急速に進めているのはなぜか? 日本企業はどうすべきなのか? 世界をリードするインドIT業界とイノベーションの新潮流を、ソニー・インディア・ソフトウェア・センターの責任者としてバンガロールに約7年駐在した著者が徹底解説!
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年09月24日
お客様から「おたくもバンガロールに支社の一つもつくらないことには話にならん」と言われているのだが、その理由が判る一冊。
スンダー・ピチャイやサティア・ナデラの例をひくまでもなくIT業界におけるインド人パワーはとどまるところを知らず、主立ったグローバルIT企業は軒並バンガロールで何千、何万というIT...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月14日
インド、特にバンガロールのIT系企業と仕事をする中で感じていた事が描かれていて、よく理解できた。インド人特有のジュガード精神である、なんとか工面する、その場をなんとかしのぐというメンタリティは、日本人からすると理解に苦しむ部分である一方、ITサービスや新たな事業のチャレンジという部分においてはメリッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月09日
技術面や人材育成、労働コスト面などから、インドIT業界の成功要因を分析されていますし、インドのスタートアップ企業の状況や人材育成、インド発のイノベーション、インドに進出してきている外国企業の動向が紹介されています。
いままでインドETFが気になって記事にしたこともありますが、実際にインド現地に長期間...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月30日
【巨大IT】
ハードが重要、ハード面が悪いといいものができない、ものづくりはすべての基本。
日本はものづくりが得意なため、そのような発想になりますが、今やソフト市場の方が大きく、複雑です。しかし、日本はソフト面を軽視し、ソフト市場も軽視しています。
アップルはハードとソフトを両立しており、質のい...続きを読む
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