無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
1945年7月の北海道空襲で亡くなった子どもたちをモチーフにいのちの大切さを描いた児童短編小説集。
「こんな小さな町に敵の飛行機がくるはずがない」そう思っていた人々は突然の空襲警報にとまどい、逃げまどった。
北海道空襲があったのは、終戦のわずか一ヶ月前。北海道全域をおおう雲の上を飛ぶ戦闘機。ねらったのはたまたま雲の切れ間から見えた町だった。軍人も民間人もおとなも子どもも区別なく爆弾や銃弾が襲いかかった。家の中で、学校のグランドで、防空壕で、列車の中で、一瞬にして多くの明日が奪われていった………。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。