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Posted by ブクログ
三島憲一『現代ドイツ―統一後の知的軌跡』に続いてのドイツもの。今年に入ってからドイツものはけっこうな数になっている気がする。
統一後の歴史の中ではコールに並んで重要なメルケルだが、メルケルに絞って書かれた書籍は本当に少ない中で、この一冊は『世界最強の女帝 メルケルの謎』と並んで統一後のドイツの理解に欠かせないように考えて購入。
前半はメルケルのその時の状況を描きつつ、統一前から統一を経て現代のドイツを俯瞰する試みで、この前半は圧倒的に読み応えがあっておもしろい。
後半はメルケルのドイツがどのように右傾化して行くか、という話なのかと思ったが、その辺りは正直なところかなり薄い感じで、この辺りはちょっと読みにくいところでもある。
右傾化していると「感じる」のはわかるが、そもそもかなりの左寄りだったところが感じられた。つまりは「左ではない動き」を「右傾化」ということにして良いのか、というのはかなり疑問。あまりにドイツはこのあたりに神経質すぎる気がする。
あとプロテスタントの影響についてもう少し深く書いてあると人物理解できた気もしないでもない。
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