Posted by ブクログ
2018年07月11日
▼あらすじ
花屋の店主・花園杏平は、開店休業状態の店を救うため、藁にも縋る思いで悪魔召喚を試みる。そこに現れた堕天悪魔のカイムに商売繁盛を頼むが、「代償に魂をよこせ」と言われ、ひとまず仮契約を結ぶことに。願いが叶うまで宿と食事の世話を約束した杏平だが、なんとカイムの食事は人間の精で、毎日のように精液...続きを読むを搾り取られるはめになり…!?
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ストーリーの完成度:★★☆☆☆
シリアス度:★★★☆☆
人外度:★★★☆☆
エロ度:★★★★☆
萌え度:★★☆☆☆
総合評価:3.0
積み本崩し。フジマコ先生の作品は以前読んだ「飛んで火に入る夏のネコ」がとても良かったので今回も期待していたのですが、残念ながらこちらの作品はあまり面白いとは思えませんでした…。
エロシーンは良かったんですよね、エロシーンは…。
でも、CP自体そんなに好きになれなかった上に肝心なストーリーがあっさりし過ぎててどうにも面白さを見出せなかったです…。(すみません…;)
2CPのお話が収録されており、お話自体は繋がっているのですが、乗っけから展開が早くてまずそこで引っかかってしまいましたし、何より受けが全く悪魔らしくなくてうーん…って感じでした…(^^;)
悪魔らしくない悪魔って、設定はまぁまぁ良いかもしれないけど使い方を間違えると地味〜な印象になってしまうと思うんですよね…。
現にこの受け、悪魔なのに魔法とか特殊能力とか一切使わず攻めの願いを知恵と努力で叶えようとしているので、やってる事は普通の人間と変わらないんですよ(笑)
なので全体的に地味〜な印象になってしまってるんですよね…。だから正直、悪魔である必要性を感じないというか何というか…。
まぁ、確実に面白みやインパクトには欠けると思います…(-_-;)
因みにもう片方のCPのお話は表題作以上に展開が早くあっさりしており、共感も理解も全く出来ないままさらっと読み終えてしまいました。
攻めは脇CPの方が好きなんですが、受けが子供っぽ過ぎて全然好みじゃなかったので、こちらもやはり表題作同様、うーん…って感じでしたし、全体的にもう少し楽しめると思ってただけに今回は残念に思う部分が多く、申し訳ないのですが低めの評価を付けさせていただきました。
おそらくもう読み返す事はないかな〜、と思います。