人間らしく生きる 現代の貧困とセーフティネット

人間らしく生きる 現代の貧困とセーフティネット

1,676円 (税込)

8pt

5.0

競争に負けた貧困は、
自助努力や自己責任の問題といわれた。
果たして、貧困とはそんな軽い問題なのか。
現在、日本は貧困率先進国第2位。
毎年3万人の自殺者。
そんな現実を前に不安を消すことはむずかしい。
すべての人々が差別されることなく
「人間らしく生きる」ためには、
貧困や人間という存在をどう見る必要があるのか。
貧困とその対策としての公的扶助の発展を歴史的に考察し、
格差社会からの出口を示す。

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人間らしく生きる 現代の貧困とセーフティネット のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年01月31日

    いろいろな人が貧困を論じている中で、著者の特徴は戦争との関係に紙面の多くを割いている点だと思う。
    なぜ貧困救済は無差別平等でなければならないかを語らせたら、著者の右に出るものはいない。
    個人的に生活保護裁判を強調しすぎるとソーシャルワーク色が薄くなるいうな気もしてしまうのだけど、でも朝日訴訟や藤木訴...続きを読む

    0

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