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英国のトップジャーナリストによるベストセラー、待望の邦訳。
人類史上初のチャンスをもたらす「プロジェクト・ゼロ」=資本主義以後の世界を探る。
【本書への賛辞】
たとえ、あなたが現在の資本主義システムを愛しているとしても、本書を無視するのは間違っている。
本書の主張は、右派と左派も分け隔てなく幅広い読者層を得るだろう。
――ジリアン・テット(ジャーナリスト・元フィナンシャル・タイムズ アメリカ版編集長)
これまでとは違う真の選択肢を導き出す独創的、魅力的、刺激的かつ活気ある明確なビジョンである。
――ナオミ・クライン(ジャーナリスト、『ショック・ドクトリン』著者)
ポストモダニズムなど、さまざまな『ポスト○○論』の流行が去った後、
メイソンは、唯一本物のポスト論である『ポスト資本主義』と恐れることなく向き合った。
――スラヴォイ・ジジェク(哲学者、精神分析家)
【「プロジェクト・ゼロ」=資本主義以後の世界とは?】
●機械や製品の製造コストはゼロ、労働時間も限りなくゼロに
●生活必需品や公共サービスも無料に
●民営化をやめ、国有化へ。公共インフラを低コストで提供し、単なる賃金上昇よりも公平な財の再分配へ
●ベーシック・インカムで、劣悪な仕事は姿を消す
●並行通貨や時間銀行、協同組合、自己管理型のオンライン空間などが出現
●経済活動に信用貸しや貨幣そのものが占める役割がずっと小さくなる etc
Posted by ブクログ 2020年08月25日
歴史の記述が長い。ひたすらに長い。で何が言いたいの?という部分が複数あった。
最後の最後に今後の展開、どうするべきかなどの「最も我々が読みたかった部分」が出てくるのだが、これが本当に平凡。いやそれしかないでしょと言いたくなる。これだけのためにこんなに長い歴史的記述を読んでいたのかと思うと少し損した気...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月12日
テキサス共和奥で不換紙幣を発行したが失敗、米国との併合で救われた。
資本主義は複雑で適応するシステムだが、適応能力が限界に達している。
資本主義は強硬な手段で終わりを迎えることはないが、目に見えない新しいシステムが構築されて、とってかわられる。
情報技術によって労働が減って、労働と賃金の関係が緩...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月16日
「ポストキャピタリズム」Paul Mason
先進諸国では資本主義の最盛期は過ぎた。その他の諸国でも私たちが生きている間に資本主義は終わる。
緊縮政策を拒む政府は、1%の富裕層を守る国際機関とすぐに衝突することになる。
資本主義は複雑で適応するシステムであるが、適応能力が限界に達している。
...続きを読む
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