想定外を楽しむ方法

越前屋俵太

神出鬼没にして奇想天外。テレビで、ラジオで、 メディアのタブーを打ち破り続けた越前屋俵太が芸能界の表舞台から姿を消して十余年。 今、独自の発想と思考が明らかになる！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
• 出版社: KADOKAWA
• 電子版発売日: 2017年04月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

私は越前屋俵太さんのことは知らなかったけど、ネタで笑わせるのではなく、いろんな人を巻き込んで生まれる「想定外」で楽しみ楽しませるのが得意だった人だったんだと思う。企画者でありつつも出演者でもある。箱だけ作って中身はその場で完成させていく。だからライブ感があってハラハラワクワクさせつつも、一つの作品として提供できてる。(初めて見たとんち博士とポンチ君もすごかった笑)

伝えたかったのは、「何事もポジティブにいこう！」ということではなく、「予定通りいかなかったからと何かのせいにするのではなく想定外に対処できる心持ちでいること」、また、「どんな人とでもどんな環境下でも受け入れ対応すれば、そこで起きる『想定外』はとても楽しいものだ」ということだと思う。