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11歳から14歳までの3年半、不登校やひきこもりを経験し、生きることが辛いほどの孤独に苦しめられた吉藤健太朗。
中1の夏、ふとしたきっかけで出場することになったロボットコンテストで奇跡の優勝を果たす。
師匠と呼ぶ先生との出会いを経て高校に進学後は、
画期的な車椅子の発明から世界最大の高校生の科学大会「Intel ISEF」でみごと栄冠に輝く体験をすることに! ところが……。
それまでの辛い経験、努力が報われたことや、栄えある受賞の誇らしさを感じながらも、
猛烈に湧き上がってくるのは「自分は何のために生きているのか」という強烈な不安感だった。
人生のいろいろな壁を、常識破りやクレイジーと言われる方法で突破しながら、
“理論”ではなく“感覚”でロボットを研究する筆者の思考回路、発想法が詰まった、
自分のあらゆる可能性の扉を開きたくなる1冊。
*目次より
・分身ロボット「OriHime」
・足を使って移動することでわかること
・私の白衣はなぜ黒いのか
・人と馴染めなかった幼少時代
・ひきこもりからの脱出
・学校は行きたいときに行くもの
・師匠への弟子入り
・世界大会への挑戦と世界の高校生との出会い
・「孤独」という問題と向き合う
・大切なことは野外活動が教えてくれた
・なぜ「擬生命化現象」は起きるのか?
・たった1人のロボット開発
・ALS患者の孤独を解消せよ
・自分への挑戦 ほか
Posted by ブクログ 2021年08月22日
分身ロボットOriHimeを創り出した吉藤オリィさんの自伝的な一冊。
人生の中で孤独を感じたことのある方々、生きづらいと感じている何かしらで少数派の方々には、多少なりとも心に響くものが感じられると思う。
人とつながり、自分のやり方でわくわくすることをする。まずは自分にできることで動き始めることが大...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月28日
「孤独」は消せる。。吉藤健太朗先生の著書。ロボット研究者である吉藤健太朗先生がご自身の3年以上にもわたる不登校経験から得た考え方や価値観を語った良書です。不登校や引きこもり経験を持つ全ての人や不登校や引きこもりの子供たちと接する機会のある全ての人に読んで欲しい一冊です。吉藤健太朗先生が研究者として活...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月23日
最も重要なポイントは、大怪我をしたり、信用を失ったり、復帰に時間がかかるミスだけは避けることだ。回復不能なミスでなければ、失敗は別に対したことじゃない。/感謝は集めてしまってはならない。送りすぎてしまってもいけない。何かをしてもらって「ありがとう」と言ったら、次は何かをしてあげて「ありがとう」と言っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月19日
とことんがとことんで、なるほどなと思う。
そこまでするから、一角の人だよな、と思う。
だからと言って、この人が特別なんだと思わずに済むのは、とてもとても根本的に人間を見ている様を読み取れるから。
同じ、人間だなと思うから。
生き方の本とも読め、ビジネス本とも読め、自己啓発本とも読め、自伝とも読め...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月04日
NHKの逆転人生で人付き合いがめちゃくちゃ苦手な発明家として紹介されていたのをきっかけに吉藤氏を知った。
彼は所属というものに囚われない。求めているのは肩書きではなく、明確な自分のビジョンや目的を実現する手助けとなる場所である。
強い目的意識が有れば頑張り続けられる。そのことを彼から教わった。
私も...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月11日
【人間の孤独を解消する】
分身ロボットは話し相手になってくれるAIではなく、障害があって身体を運ばない人の代わりに目となり方となる、正しく「分身」だ。テクノロジーが健常者と障がい者の垣根を無くしている。
「人付き合いはストレスとなり厄介な面があるが、人を本当に癒せるのも人である」
機械相手では不...続きを読む
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