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3・11後の被災地で語られた「幽霊」の噂を丹念に取材。 亡き人を身近に感じ、ともに生きる “スピリチュアルな復興”の記録! 昔話や民間伝承と重ねつつ「死者の声」に寄り添う試み。 (目次より) 迫りくる危機と虫の知らせ/生死を分けた不思議なできごと/「私に気づいて」という訴え/「この子だけでも」という切なる願い/あの日に帰りたい/止まった時間/「私たちは生きているのでしょうか」/復興が気になる霊たち
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Posted by ブクログ
只の怖い話ではなく、そこに生きていた人々が亡くなって、亡くなった事に気付いていない悲しみ、後に残された人は、その思いを自然に受け止めている事が書かれています。
子育て幽霊という話がある。 死んだ母親が残された子供のために飴玉を買いに来る話だ。 昔話としても有名だが、死してなお子を思う切ない愛情が人の心を打ち、長年語り継がれてきたのだろう。 しかしこの様な不思議な話は何も昔に限ったことではないようだ。 本書は東日本大震災において被災地で聞いた不思議な話を...続きを読む集めたものである。 心霊物というと、おどろおどろしい不気味な話が多いが、この本に収録されている話の多くは、亡くなった母親の子供達を思う切ない行動や、超常的な力に助けられた話など暗さは感じられず、どちらかというと胸を打つ感動的な話が多い。 その他、死んだことが分からずタクシーに乗り込む霊や、遺品を探す霊、残された婚約者を励ましに来た霊など多くの話が書き綴られており、あの世の世界というよりは、どこか日常生活の延長上にある普通な描写で、怖さを求める人にとっては拍子抜けだろう。 震災後、被災地においてこれほど数多くの心霊に関する目撃談があったにも関わらず、ほとんど話が漏れ伝わらなかったのは、日本においては霊的な話はタブーであるとの戦後の風潮が大きく作用しているからであろう。 霊の存在を信じない者も多い。 幻覚を見たのだろうと言う人もいるだろう。 しかし本書には、多くの人が同時にその場で、同じものを見、聞いた話が数多く収録されている。 感情で否定する前に、まずはこれほど多くの目撃談があるという事実を受け入れことが、科学的かつ理性的な人間の最初のとるべき行動であると思う。
東日本大震災。 三陸にも縁のある著者が、津波被害の大きかった地域を回り、現地で起こった実際には起こり得ない不思議な話をまとめた本。 あまりにも突然の事だったので、死者も自分が死んだことを理解していない、ないしは生前思い残したことが多くて、さ迷ってしまうんだろうな、、、 それは科学的には全く理解...続きを読むできないことだけど、そもそも科学自体理論的に説明できる範囲だけしかカバーできない訳で、科学的に説明できないからこの世に存在しないという理屈にはならないと思う。数多くの方が経験してるわけだし。 また著者は民話や日本古代史にも造詣が深く、たびたびそれらと比較しながら作り上げてるのが印象に残った。自らの知識不足を痛感した。日本人として日本古代史を理解してない自分に。
忘れられない震災。人の命の儚さと尊さを感じる一冊。生者と同じように様々な気持ちによって行動する亡者の姿は、人としての本質や死してなお人は人として在り続けるのだという教訓というか真理めいたものを教えてくれるのだと思いました。日々を大切に生きることの大切さを改めて感じる機会となりました。
東日本大震災後に報告された幽霊にまつわる実話。 震災後は、昼夜を問わず、あちこちで幽霊が見られたという話が 興味深かった。 しかも、透明だったり、足が無かったりでなく、生きている人間と同じように見えるらしい。 この手の話が、あまりマスコミで取り上げられることがないのでおもしろかった❗
地震と津波で多くの人が亡くなった東日本大震災。その前後、様々な人々が様々な体験をしていた。 自身で聞き集めた怪談と、言い伝えや記録を引用しながら震災にまつわる怪談を伝えることの必要性を記した、決して怖くはない、心を癒やす怪談集。 怪談の書き方や民話や言い伝えからの考察があることに、普段から「...続きを読む怪談」に慣れ親しんでいる人には「いまいち」と感じる人もいるかもしれない。だが"怪談"を含む「震災にまつわる随筆集」と思って読めば、悪くない内容だった。 怪談でないと伝わらないモノがある。怪談だからこそ伝わるモノがある。
実質4。不思議な話自体をもっと多くいれて欲しかった。話に関する著者の解釈には同意するが、少し冗長的に感じたので、マイナス1。ただ、おすすめの本には変わりありません。
東日本大震災のあとの怪奇譚拾遺集。 地震予知、幽霊、不思議な話がいっぱい。 不思議な話の真偽はともかく、色々興味深い。不思議すぎて マスコミではあまり語られなかった話を集めた意義は大きい。 津波の霊たちの方が深いが、あれとこれとでは 追い求めているものが違うのだろう。
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震災後の不思議な話 三陸の怪談
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宇田川敬介
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