気流師・怜花さんのヒーリングファイル

朝陽ゆりね

「気流術を使って体調不良を治します――気流師・桜祇怜花」これを聞いた時に嘘くせぇと言う言葉を慌てて呑み込んだ城戸亮司は、派遣社員を管理する派遣会社の営業だ。登録した社員の不満を聞くのも仕事の一環。「気流師」なんていう怪しさ満点のところには近づかないようにしようと思ったら、自分の妹が施術を受けていると知り、大慌てで偵察に行くことに。出てきた怜花は、なんとなく信用してしまいそうになる人物で――。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル / その他女性向けラノベ
• 出版社: コスミック出版
• 掲載誌・レーベル: コスミック文庫α
• ページ数: 275ページ
• 電子版発売日: 2017年01月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★★]

体の中の「気」の流れに働きかけて、体調や心の状態を整えてくれる「気流師」という職業があるそうだ。
その気流師である怜花さんが、悩める現代人の体や心に働きかけ、温かく癒してくれる、そんなお話が3篇、収録されている。
読んでいる私も心が温まった。その後の怜花さんや、城戸君の行く末も気になる。続編も期待(^-^)

[ブクログ · ★★★☆☆]

妹に紹介され、騙されてるのでは！？　と
来店してみた気流師の店。

連続短編で、題名になっている感情通り、の話が。
色々なお悩み解決、をついでにしていますが
この1冊で、彼女の能力が何なのか、が分かります。
そこからはもう急展開、という感じですが
分かりやすく、な黒幕でした。
人を見る目、と言うよりは、まぁこんなもの？ｗ

人は己の感情を映す鏡、と言いますが
まさにその通り、な話でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

おもしろかった。
妹とのゴタゴタの間は亮司の絡み方にイライラしたけど、本人も自覚していた通り、感情的になりすぎていた様子で。
そのあとのお話では亮司くんの本領発揮なのか、ほどよくくだけたいいキャラクター。
ギスギスしていた女性たちが絆されていく様子が面白い。
あー、それにしても玲花さんの施術受けてみたい。ふわーって軽くなりたい。