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Posted by ブクログ
EUについては全く知識不足だったが,本書でなんとかなりそうだ.第3章のEU誕生までの物語が良い.第二次大戦の5年後の1950年にフランスのロベール・シューマンが計画を発表した由.チャーチルやアデナウアーなどよく知った名前が出てくる.ECSC→ EEC→ EC→ EUと展開していく過程が良く理解できる.p188のリベラルとソシアルの話が面白かった.「フランス式をアメリカにあてはめてみると共和党はリベラルであり,民主党はソシアルになる」とある,またこの後に歴史的にもリベラルとソシアルの定義が変遷してきたことが書いてある.このような区分けは無意味ではないかと感じた.p172の「経済学の概念の貧困さ」は良い視点だと思う.ピケティの評価がフランスで低いのがよく分かる.シャルリエブド事件やパリ同時多発テロに関して,多民族国家のキーワードがライシテであると述べて,それの解説が続くが,野菜サラダに例えているのが面白かった.野菜が個人で,ドレッシングがフランス語であり人権 の由.難民問題についても記載があったが,正直 日本の役割が何なのかよくわからない.
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