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激化するサイバー攻撃。企業はどう対処すればいいのか――。
日本年金機構やJTB。「標的型攻撃」を呼ばれるサイバー攻撃の被害に遭い、
百万件単位での情報漏洩の危機にさらされている企業や団体が後を絶ちません。
Webサイトを停止させる「DDoS攻撃」やパソコンのデータをロックしてしまう
「ランサムウエア」といったサイバー攻撃の脅威も高まるばかりです。
サイバー攻撃をゼロにすることはもはや不可能です。
業種業界、規模の大きさを問わずに防ぎきることはできません。
攻撃を受けた時にいかに被害を極少化し、ビジネスの停止を防いでいくのかという
サイバー防御の専門部隊「CSIRT(シーサート)」の重要性が国を挙げて叫ばれています。
半面、CSIRTは新しい組織なのでこれといった実践書が無いのが実態。
こうした中、本書はリクルートグループのCSIRTメンバーが、
それぞれの専門知識をフルに生かし、現場に根差したセキュリティ事故の対処を教えます。
マルウエア(ウイルス)を使った攻撃、Webサイトへの攻撃、そして内部不正にどう対処するか――。
まったなしのサイバー攻撃対策のノウハウが満載です。
Posted by ブクログ 2021年08月08日
本書を読んだからといって即戦力とはならないかもしれないが、サイバー攻撃がどのように行なわれているか、また、その対策についても述べられていて、教科書でしか学んだことのない自分にとっては勉強になった。
・見抜きにくくなったリスト型攻撃
防御側が攻撃を検知・遮断する仕組みを導入したため、攻撃側はこう...続きを読む
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