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【書籍説明】
島津家の家臣の端くれの子孫である私にとって、関ケ原の敵中突破は格別な出来事です。
そして、いろんな本や資料を読み漁り、島津義弘と言う人を知れば知るほど、
侍の忠誠心や薩摩武士の精悍さと考える世間の敵中突破の評価に違和感を持ちます。
この本の目的は、その違和感の理由を説明し、人間関係としての島津義弘と家臣たちの話を、現代に生かすことです。
経営者として、今後それを目指すものとして、どうあるべきかを島津義弘は教えてくれます。
「自分は義弘になれるかな」と、少しでも考えていただければ、本書の目的は達せられたと思います。
【目次】
第1章 鬼島津の実像に迫る 四兄弟と祖父日新斎
第2章 島津の合戦法 寡勢で大軍を破るは、信頼関係あってこそ
第3章 朝鮮出兵 鬼島津誕生!味方にも敵にも礼儀を尽くすとは
第4章 関ケ原 義弘の苦手分野、関ケ原の軋轢と敵中突破の熱い話
第5章 関ケ原以後 天下を描いた教育は幕末へ
【著者紹介】
宮内露風(ミヤウチロフウ)
鹿児島生まれの52歳(2016年現在)
鹿児島大学卒
関西学院大学法科大学院終了
42歳で税務署を辞め弁護士を目指すが、試験の半年前に妻が末期がんとなる。
妻の介護と受験勉強をしつつ、完治を目指して職と住居を転々とするが、願い虚しく妻は他界。生きる目標を失い、3ヶ月無気力に過ごす。
その後、両親や友人たちの励ましで一念発起し、再び生きる理由を見つけるため、ウェブを利用して、幼いころからの夢であった執筆活動に入る。
作品はモバスペブックで連載中の歴史小説「巨人の城」、カクヨムで連載中の歴史小説「肥前の熊に薩摩の狐」「奇叛天」、
エッセイ「聞かせたい話があるんだ。」
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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