ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
二〇世紀アメリカを代表する「経済学の巨人」は何と闘い続けたのか? アメリカ思想の二極対立をえぐり、経済学研究の水準を社会思想史研究の水準に高めてきた著者が、病をおして筆を進めた渾身の作。ケインズによってイギリス論を、シュンペーターをかりてドイツ社会を論じてきた社会経済思想史研究三部作の完結編!
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
印象に残ったところ。 『アメリカ特有の哲学であるプラグマティズムの真の敵は、今まで述べてきたイデオロギー化した自由原理主義、リバタリアンでも必ずしもない。真の敵は、多くの経済学者の中にあるイデオロギー—アメリカは自由競争社会であり、自由競争は、もっともよい経済状態をつくりだすという輸入経済学への信奉...続きを読むであり、それを真理として疑わない信条である。』
ゆたかな社会を読みたくなった!依存効果。企業側からすれば、どう活用するかだが。企業を二つに大きく二つに分かる分析方法も面白い。今のGAFA対策にもあてはまる考え方だと思う(まだ、有効なやり方を誰も思いついていないけれど・・・)。そこから、付加価値税につなげる発想が面白い。
アメリカという国に軽く失望する。建国からの歴史が培った自立心=小さな国家というエートスの強さ。 ガルブレイスの生い立ちから理論のすごみを描き出すことに成功している。 自己搾取を見抜いた眼、テクノストラクチャーという批判装置を作り出した眼。愛すべき眼である。 マーシャルの労働供給曲線は体感として...続きを読むよく分かる。賃金率が下がれば、労働時間を延ばすのが庶民だ。 GMの倒産は、退職者年金と医療保険が主たる原因だったとは。なんとも皮肉な国だ。
アメリカの経済学の主流である保守派の主張がいかに歪んだものであるかが良くわかった。大企業とそれ以外の経済政策を分けるべきとか、努力にも限度がありそれ以外は搾取になるとか、社会が豊かになると経済的困窮ではなく精神的困窮が始まり、それはすべて大企業による需要喚起によっているなど、示唆に富む内容。とはいえ...続きを読む、反対論であるミルトンフリードマンの自由経済理論も読まないと本当の判断はできないだろう。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ガルブレイス
新刊情報をお知らせします。
伊東光晴
フォロー機能について
「岩波新書」の最新刊一覧へ
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
戦後70年 歴史と未来
日本史をつくった101人
「伊東光晴」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ガルブレイス アメリカ資本主義との格闘 ページトップヘ