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1990年代最高のカルトSFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に、SF、ホラー、宗教思想の碩学である著者が2年余をかけて真正面から挑み、従来の類書が語らなかった細部にこだわりぬいて、すべてを読み解いた待望の書。
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Posted by ブクログ
著者はキリスト教やユダヤ教に詳しい翻訳家。その訳書も魔法や天使・悪魔や錬金術などが多い。そんなアニメには全く興味が無かった著者は、友人から勧められた、新世紀エヴァンゲリオンに第壱話から虜にされてしまう。そして2年かけて430頁二段組でテレビ版から劇場版まで全話の詳細な解説本を書いてしまった。エヴァの解説本は数多出ているが、これが最上級ではないだろうか。この本は10年前に一度読んではいるが、すっかり忘れてしまったので、2ヵ月後に迫る新劇場版3.0公開前に再読したのである。しかし、その宗教的な事項の解説はとても難解であり、すんなりと理解できるものではない。セフィーロート体系図ひとつとっても詳しく解説頂いてはいるが、良く判らない。しかしネルフ本部の各部名称やアポトーシスなどの台詞中の用語も宗教や心理学また遺伝子学等と深く関わっていることがわかる。このようなアニメを生み出した庵野監督は全く只者ではないと深く再認識させられる。
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