もう声なんかいらないと思った

もう声なんかいらないと思った

880円 (税込)

4pt

4.5

「聞こえない世界」に生まれ、血のにじむような努力の末、習得した言葉と口話。「聞こえる世界」との狭間で、もがき苦しんだ少女時代。
あくまで口話にこだわる母親との葛藤、社会への絶望、自暴自棄と虚無の時間の中、自分の喉をつぶしてしまおうとまで考えた著者が、ダンスに出会い、表現者として生きる道を発見するまでの心の軌跡を余すところなく吐露した感動の書。著者の真摯でパワフルな生き方に、勇気と希望が湧いてくると、評判の書。

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もう声なんかいらないと思った のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    耳の聞こえない人ですが踊ったり演技をしたり…とてもすばらしい人です。
    久しぶりに読んで勇気付けられました。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ろうの役者、大橋弘枝さんの青春記。

    幼少期からの母のスパルタ教育で口話を習得するが、「健聴者の世界」では、いじめや差別、周囲の無理解に苦しんだ。高校卒業後、手話(日本手話)を習得したことで、ろう者としての新たな世界が拓け、演劇やダンスの才能を開花していく。葛藤を繰り返しながら自らのアイデンティティ

    0
    2018年10月19日

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