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2016年春を迎え、安倍政権はアベノミクスをさらに推し進めようとしているが、「その方向性は間違っていない」と断言するのは国際エコノミストとして活躍を続ける長谷川慶太郎氏である。長谷川氏は「2016年以降の世界経済は、多くの矛盾を抱えた中国経済の大崩壊に始まり、それに続く韓国経済の破綻が現実のものになり、さらにテロに揺れるEU諸国の経済凋落も続いていく」と大胆に予測、年初来の中国株大暴落を見事に的中させた。「デフレ基調が続いていく中、世界経済を牽引する力を持っているのは、もはや日本とアメリカを除いて他にない」と言う。その日本を支えるのは、勤勉な国民性と卓抜した技術力である。そして「後は安倍政権が戦後レジームからの脱却を果たし、制度改革を着実に成し遂げられるかどうかの問題だ」とも……。かつてソ連崩壊を見事に的中させた長谷川氏の“情報眼”はまさに驚くばかりだ。
...続きを読むPosted by ブクログ 2016年03月30日
中国、韓国、北朝鮮、ロシア、といった、日本から見たら心配になる動きをする国々がある。本書は現状を分析し、これらが本当に心配することなのか、について論理的にアプローチしている。
また、軍拡と経済のつながりもわかりやく描写され、今の世界情勢まで、俯瞰できる良書とかんじた。
イスラムの描写が不足してい...続きを読む
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