県庁そろそろクビですか? 「はみ出し公務員」の挑戦(小学館新書)

県庁そろそろクビですか? 「はみ出し公務員」の挑戦(小学館新書)

858円 (税込)

4pt

肩書き無き県庁職員の痛快「お役所改革」記。

佐賀県庁職員でありながら、行政発信の救急医療改革を全国に広める活動を続けている著者は、県庁舎の席に座っていることも少なく、「そろそろクビか?」「はみ出し過ぎ」と揶揄される毎日。それでもくじけずに目的に向かって歩いていくのは、「助けを求める人がいる」「助けられる命がある」という現実を実際に目にしているからに他ならない。
自ら救急車に乗り込み、救急搬送に時間がかかるのは受けいれる病院探しのシステムが確立されていないことが原因と知った彼は、周囲の反対と冷たい目にもひるまず、県内の全救急車両にiPadを配備、病院とのネットワークを構築し、全国で初めて救急搬送時間短縮に成功する。
また、協力する人がほとんどいない中でドクター・ヘリ導入に奔走し、すでに多くの命を救うことに成功している。
歴史好きで、幕末の志士に魅せられ、地元・佐賀をこよなく愛する著者に、県庁での肩書きはない。それでも、全国から講演を依頼され、「お役所仕事」変革のために走り続けている。
お役所版「半沢直樹」のような、痛快なエピソードも満載。全国の公務員、またあらゆるビジネスマンの心に火をつける、情熱のノンフィクション!

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県庁そろそろクビですか? 「はみ出し公務員」の挑戦(小学館新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    県庁職員でも改革が起こせる!
    モチベーション上がる一冊
    スティーブ・ジョブズすら、手の届く範囲。
    諦めなかった人だけが成功している!

    0
    2024年07月11日

    Posted by ブクログ

    前例踏襲ばかりの公務員の中で普通ではないこと、前例のないことを逆境に負けず成し遂げた筆者の覚悟と行動力には驚かされた。筆者の凄いところは、前例や既存の制度を全否定するのではなく、まずは前例や既存の制度を学び、その上で変えなければならないところは変革させるというところ。決して物事を変えることを目的にし

    0
    2016年09月23日

    Posted by ブクログ

    佐賀県の地方公務員が救急医療にiPadを導入して全国的な変革のうねりをつくった話。
    一介の公務員でも何かを変革できるって勇気付けられるし、努力のプロセスを追体験できて学ぶところも多い。著者の考えは変革ありきでなく、公務員の仕事の意義についてなども共感できる。

    0
    2016年08月10日

    Posted by ブクログ

    読み進んでいた、わくわくします。
    不可能と思えることを、粘り強く、根気よく、決してあきらめることなく、取り組む姿勢は公務員ならずとも、勇気づけられます。
    決してスーパーではない(本人曰く)一公務員が成し遂げてきた救急医療は、今全国に広まってきています。
    著者の生き方には、大変感銘を受けました。自分も

    0
    2016年07月06日

    Posted by ブクログ

    ◆序章:はみだす覚悟が世の中を変える

    たとえ周りが何と思おうが、どんな評価をされようが、いい仕事をするために挑戦していけるのが、公務員の最大の魅力。

    仕事を成し遂げることで、後々の人たちのためになり、世の中で救われる人、笑顔になる人が増える。そういった公のためになることを、困難に立ち向かって突破

    0
    2016年04月02日

    Posted by ブクログ

    全国270万人の地方公務員とすべてのビジネスマン必読。逆境に負けず変革を起こし続ける男の覚悟に思わず泣ける、前代未聞、痛快ノンフィクション。(2016年刊)
    ・序 章 はみだす覚悟が世の中を変える
    ・第1章 県庁職員の知られざる日常
    ・第2章 はみだし公務員への道
    ・第3章 命を救う救急医療変革

    0
    2016年02月19日

    Posted by ブクログ

    本書からは、センセーショナルなタイトルとは異なり、政策形成に必要な3つの要素を読み取ることが出来た。
    ①政策を推進するには、利益誘導等ではなく、政策に対して共感得ることが重要である。
    ②現場のニーズを把握して作られた政策の方が有効な政策として受け入れられる。
    ③視察や講演などを積極的に行うことで、政

    0
    2016年02月05日

    Posted by ブクログ

    佐賀県のスーパー公務員(という言い方は好きではないらしいが)円城寺さんが県庁内でどのように行動したかを振り返るもの。
    全国初となる救急車でのiPad活用、ドクターヘリ導入などで救急医療改革に取り組んだことで有名。公務員的には、日頃の事務の大事さもときながら、課題に対して後回しにせずに一歩一歩着実に前

    0
    2017年06月27日

    Posted by ブクログ

    この本には非常に現実的なことが、筆者の経験を通して素直に表現されている。彼はこれまでのキャリアを通して着実に行政マンとしての能力を身につけており、その上でそれぞれの改革を成し遂げてきている。どの仕事もおろそかにしてはいけない、素直に学ぶ姿勢がある。
    その上で、いわゆる”普通の”公務員とは違うことは、

    0
    2016年02月10日

    Posted by ブクログ

    佐賀県庁に勤め数々の部署の異動を経験し、医務課への配属から全国的にも知られるようになった改革を成し遂げていったエピソードを語る。それは失敗や苦労、周囲との軋轢の連続だった。

    本書は公務員の話だが、現場を詳しく知らない者からは『何故そんなに動きが鈍いのか、思考停止しているのか』と思えることにもそれぞ

    0
    2025年07月20日

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