ダブル・キャスト〈上〉

ダブル・キャスト〈上〉

627円 (税込)

3pt

4.4

川崎涼介は、ビルの屋上から転落し意識を失った。見知らぬ家で目覚め自宅へと向うが、そこで目にしたものは、自分の葬式だった。浦和涼介は、帰宅途中に見知らぬ若者の転落事故に遭遇する。惨事に直面し気を失う涼介。不可解な記憶喪失の、それが始まりであった。川崎亜季は、まるで亡き兄のように振る舞う見知らぬ少年に困惑していた。だが彼女は知ることになる。自分に迫る危機と、自分を守ろうとする心を…。『タイム・リープ』に次ぐ高畑京一郎の名作。

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  • ダブル・キャスト〈上〉
    627円 (税込)
    川崎涼介は、ビルの屋上から転落し意識を失った。見知らぬ家で目覚め自宅へと向うが、そこで目にしたものは、自分の葬式だった。浦和涼介は、帰宅途中に見知らぬ若者の転落事故に遭遇する。惨事に直面し気を失う涼介。不可解な記憶喪失の、それが始まりであった。川崎亜季は、まるで亡き兄のように振る舞う見知らぬ少年に困惑していた。だが彼女は知ることになる。自分に迫る危機と、自分を守ろうとする心を…。『タイム・リープ』に次ぐ高畑京一郎の名作。
  • ダブル・キャスト〈下〉
    605円 (税込)
    浦和涼介は、革のジャケットに身を包み、携帯電話のボタンを押す。確信はない。だが、ただ一度しかないチャンスを無にせぬために。川崎亜季は、手の甲で目のあたりを拭ってから顔を上げた。涙に濡れたその顔で、だが確かに亜季は微笑んだ。川崎涼介は、目の前で繰り広げられる乱闘に、戸惑い、そして歓喜する。涼介は口元に笑みを浮かべ歩き出す。一度は諦めたことを果たすために。第1回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞作家高畑京一郎が贈る、感動のファンタジック長編。

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ダブル・キャスト〈上〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    入れ替わり物につきものな

    2020年05月21日

    こういう入れ替わり物やタイムスリップ物によくあるのが、作者も読み手も入れ替わりやタイムスリップの状況を分かっているのに、登場人物達がまだ自分の置かれている状況を理解していない状況の間がまどろっこしいってことです。
    で、この本でも、もちろんその部分はありますが、最小限度でそこは終わらせ、超面白いストー...続きを読む

    0

    タイムリープとともに、是非!

    2016年02月26日

    同じ名前を持つ二人の主人公。
    決して直接交わる事のない二人は一方の“涼介”の妹を介して繋がり、双方の視点が切り替わりながら事件の核心へと迫ってゆく。

    よく聞く感想になってしまうのは私の語彙の無さ故ですが、メリハリがしっかり効いていて、まるで映画を観ている様な感覚で引き込まれ、気付けば読破して...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    テンポがよくて一気に読める。
    ややこしい話なのに文章がうまいから読みやすい。
    正直後半がすごくて前半あんまり覚えてな・・・
    後半の勢いと疾走感がたまらない。
    終わり方も好き。
    タイムリープも読んでみたい。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    タイトル通り、ダブルキャストで進められる物語。
    あらすじだけ見ると、ちょっと森絵都さんの『カラフル』とかぶる内容なのかな、なんて思っちゃいましたが、あたしの読みが甘かった…。
    本当に面白かったです。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    二人の人物の思考が入れ替わり、物語が進んでいきます。
    これはタイムリープの次の作品なんですが、主人公の通う高校や教師、警察官など…共通した舞台や人物が出てくるんです。作者の遊び心?
    読者にとっても「おっ」とうれしくなってしまう瞬間。
    ストーリーの方も、内容は複雑だけどやっぱりスイスイ読めてしま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月01日

    川崎涼介は、ビルの屋上から転落し意識を失った。見知らぬ家で目覚め自宅へと向うが、そこで目にしたものは、自分の葬式だった。

    ----
    補足:サンプルをダウンロードした場合、プロローグが含まれていない可能性があるので注意(製品版購入後に最初から読み直す必要がある)。
    ----

    同著者の「タイムリープ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月13日

    再読 下巻省略
    「タイムリープ」の感想とおなじく
    構成良くとも描写丁寧が過ぎて展開が甘い
    登場人物の造形はどちらもおもしろいのだが
    その表現が鮮やかでなく切れ味鈍いゆえにこうなるか
    ここからライトノベルにおけるキャラクタ小説がつくられていったのだと思えば
    歴史を感じる

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    幽遊白書+密リターンズ+Remember11!(最後はちょと違うか
    高畑京一郎が送る、ベタな設定第3段、ダブル・キャストです。
    ありきたりな設定の癖になんて面白いんだ・・・
    テンポ・台詞回し・物語の深み等どれも見事としか言いようが無いです。
    そしてとてもいいとこで下巻へ。

    0

    Posted by ブクログ 2010年04月01日

    「タイム・リープ」の延長の気分で読んだが、若干子供っぽい内容だったかなぁ。
    それでもいつ人格が入れ替わるかわからないスリルとか、まあまあ楽しめた♪

    0

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