風のソナタ2（コミック・フリル）

原ちえこ

画家を夢みる青年ローリーから、「一緒にロンドンで、画家とピアニストになる夢を追いかけよう」と誘われたアリス。でもアリスには、一家の破産後に病気になった祖母と幼い弟妹がいる。ついて行きたくても愛する家族を置いてはいけない。アリスの葛藤も知らず、ローリーは彼女をなじって去っていった。深く傷つくアリスだったが、偶然、彼女の演奏に感銘を受けたというピアニスト・ギルバートと再会し――。恋と運命に翻弄される原ちえこのピュア・ロマンス完結編！

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: SBCr
• 電子版発売日: 2015年11月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 53MB

[風のソナタ · ★★★★★]

名作です！！

小学生の頃なかよしで読んでいました！
小学生のころ読んでいたマンガって、初恋の幼馴染と結ばれてハッピーみたいなマンガしか読んだことがなかったです。

それがこの風のソナタでは、主人公のアリスは、金髪のイケメンでさわやかなローリーとラブラブだったのに、妹のプリシーにとられてしまったんです！


いつも綺麗にセットされた縦ロールだったプリシーが、髪を振り乱してローリーの乗る列車を追いかけて「連れていって！」と迫るシーンは衝撃的でした！その時のプリシーがすごく美しかった！

ラブラブだった彼を妹にとられても、優しいアリスは病気のおばあさまと幼い弟を捨てることは出来なかった。

小学生の頃読んだ時は、ローリーがイケメンでラブラブ過ぎたこともあり突然別れてしまったこと、その後にアリスがギルバートと恋に落ちたことになんか馴染めなかったんです。

でも大人になった今読んでみると、ローリーはかっこいいけど、アリスがおばあさまと弟を置いていけるような子ではないと分かっているはずなのに、経済的にもアリスがピアノを続けることも無理なのに、ロンドンに一緒に連れて行こうとしていたのですよね。ギルバートと結ばれて良かったと今は思います！