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一番愉しく酔える場所、馴染みの店の魅力、大人の飲み方、下町の魅力、酒場で学んだ人生観…。太田和彦、森下賢一、鷲田清一、佐々木幹郎、都築響一、吉田類、吉永みち子、エンテツ、藤原法仁、倉嶋紀和子、浜田信郎、なぎら健壱、橋本健二の各氏に訊く。カラー写真、店舗情報も満載。読売オンラインで好評連載の「酒都を歩く」を、パワーアップして書籍化。酒場のことは「呑兵衛」に訊け!
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Posted by ブクログ
素敵なメンツ、素敵な酒場。 酒場ガイドとしても、自分の感覚にあいそうな店ばかりで うれしいし、対談ゲストの選定もかなり良い。 「会社で変化を求められているせいか、時代を経ても 変わらない店に行くと、リセットできるんです」 酒飲みにはわかる、いい言葉。 中公新書ラクレ、ナイスだ。
対談集。2013年の刊行なので、当然、新型コロナウイルスはまだ存在しない。だが、東日本大震災は既に起こっている。吉田類との対談では、「酒を呑むことに罪悪感を覚えるという地元の人たちと、夜通し酒を酌み交わした」(p155)エピソードが語られ、佐々木幹郎との対談では、「(前略)表現者はゼロの地点からや...続きを読むり直さなければ、という思いにかられたと思います」(p117)という思いが吐露される。もちろん震災はまだ終わっていない。それどころか、なにも解決していない。そして、新たな震災が年々積み重なり、新型コロナウイルスも蔓延し続けている。酒場は、今後どうなっていくのだろう。
小坂 剛 『あの人と、「酒都」放浪 日本一ぜいたくな酒場めぐり』 各界の著名人と居酒屋放浪して、その人の酒場のルール、所作などを聞いて呑むw 太田和彦、吉田類等々 2014年読破
とても深い居酒屋ガイド。 多くの人の想いで空間が満たされているような、文化を感じる居酒屋がたくさん紹介されている。 それぞれの店に、それぞれの紹介者の歴史があり、想いがあり、心も温まる感じがした。 自分もそろそろひとりでそんな店に出入りしても良い歳になったかと思う。
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