命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 68話
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命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 68話

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遺品整理の生前予約をしたい。だが整理してもらう家がない!建て替えを理由にアパートの退去を迫られた男性。
健康で経済的にも大きな問題はないが、身寄りのない高齢者が新しく住居を得るには、あまりにも厳しい条件が立ちはだかる。
依頼主の事情を知った大月は、ある提案をする。
高まる「終活」の意識の中、平均的な生活を送ってきた高齢者に起こり得る問題を描き出す。

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命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] のシリーズ作品

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  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]31話
    完結
    110円 (税込)
    今回は自宅のゴミ処理の依頼。依頼人の姉からの連絡だった。いくら生きている人間のゴミだからといってもあなどれない…。本人は大きな会社の部長、身なりもきちんとしていた。しかし、マンションに行ってみると部屋に入れないくらいゴミであふれていた。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]32話
    完結
    110円 (税込)
    海辺を歩くまいこ。その時電話が鳴る。相手は職場の森内だった。お休みだけど、見積もりに付き合ってほしいと。依頼人は、生前予約を希望する女性。まいこと森内は、同じく生前予約をしている八重さんと交流を持っていたが…
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]33話
    完結
    110円 (税込)
    社長に怒られてばかりの森内。そこに見積もりの依頼が入る。ところが、みんな出払っていた。ひとりで見積もりに行くと、そこの場所は…薄暗く鬱蒼と生い茂る草と数匹の猫がいた。まさか…と思った瞬間、奥から怒鳴り声がして、ハッと驚く。人がいた…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]34話
    完結
    110円 (税込)
    あるマンションのオーナーからの電話依頼。住人が亡くなったとのこと。マンションのリフォーム等の見積もりだ。発見も早く特掃の必要はなさそうだが…
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]35話
    完結
    110円 (税込)
    オフィスにスタッフ大月を指名しての依頼が入る。名前を聞いても知り合いではなさそうな感じ。しかし、見積もりに行ってみると、いつもコンビニで対応してくれる店員だった。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]36話
    完結
    110円 (税込)
    渋滞の中、急いで着いた依頼先には、ひとりの女性が苛立ちを隠せない様子で立っていた。代理人というその女性は、立ち会わずに見積もり、清掃、荷物の廃棄をお願いした。森内と大月は、さっそく中に入って、作業を行う。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]37話
    完結
    110円 (税込)
    オフィスの中、ランチタイムにあった、あるカップルの話題から、ウソについて語り合う社員たち。ウソも方便…ウソをなくしては生きていけないかもしれない…等々。そこに依頼の電話が鳴る…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]38話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第38話。オフィスに1本の電話が入った。見積もり依頼。今回は特掃の心配のない、ひとり暮らしのアパート不用品の廃棄処理。電話は大家からだった。見積もりに向かう森内。そこは、絵に描いたような古いアパートで住人のほとんどが独居老人。大家もまた、ひとり暮らしの中年未亡人だった。大家の話によると、いままではきちんとした暮らしをしていたという、70代の女性の住人なのだが、最近ゴミ屋敷というほどではないが、とてもだらしなくなってしまったという…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]39話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第39話。オフィスにて談話中、以前に請け負った依頼人の家にいた、大量の猫の処分について残酷でかわいそうなことをした…と涙ぐむ森内に対して、冷静に仕方ないと答える大月。そして大月は今回の依頼である…自殺をしたひとり暮らしの男性の部屋に向かう。そこには…威勢よく吠えかかる1匹の犬が。途中で電話が入り、もう一件…特掃に向かう。今度は飼い主と一緒に旅立った犬の遺体が…。「また犬か…」。飼い主である故人と犬の思い出を垣間見、複雑な思いを振り払い、黙々と作業をする大月。ところが、大月は思いもよらぬ行動に出る…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]40話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第40話。スタッフの大月宛に女性から荷物が届く。「彼女でもできたの~?」…と、贈り物にわき立つ他のスタッフたち。不可解な様子の大月だったが…ふっと夏の終わりに向かった特別清掃の現場を思い出す。現場から戻る途中、急な見積もりと特別清掃の依頼が入ったと森内から連絡が入った。行ってみると、一般的な1DKのアパートに中年の女性。においが気になるというので入ると、部屋には無数のハエが飛び交っていた。毛布がかかるクローゼットのドアのそこには、変色した遺体痕。携帯が何度も鳴り対応に追われる女性。亡くなったのは彼女の息子。驚くほど気丈に振舞う女性だったが、突然倒れ込み…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]41話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第41話。急にジョキングをはじめたスタッフのまい子。駅伝を見ていたら、私にはこれだ…と思ったらしい。東京マラソンを目標にがんばるとか…。そんな会話の中、依頼の電話がかかってくる。今回は特掃ではなく、遺品整理のみ。女性の実家を処分するための遺品を整理するとのこと。見積もりに行くと、まるで映画のセットのような昭和の家屋ととてもていねいに使われた調度品などになつかしいやら物悲しいやらの気持ちがあふれた。もしかしたら、ネットオークションに出品すれば値のつくものもあるかもしれない…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]42話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第42話。幼いころに住んでいた場所が懐かしくなり、ネットで検索する森内。翌日、社内でその話題で盛り上がる。そこに依頼の電話がかかってきた。今回は特掃ではなく、マンション一戸分の遺品の整理処分だった。母を亡くした女性は、3年前からそこを処分できずにいたらしく、そこにはいろんな幸せな思い出が詰まっていた。しかし、その3年の間にも彼女の家族に異変があり…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]43話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第43話。梅雨のジメジメした天気の中、マンションの屋外での特掃の依頼が入る。大月がひとりで向かうと、マンションの管理人がとても慌てた感じで対応してきた。さっそく大月が作業に入ると、マンションの住人らしき人たちが何人か通ってきた。多少の好奇心と怖いもの見たさだろう。いまにも振り出しそうだった空から、雨粒が落ちてきて作業も難航してきたとき、ふと見ると傘をさした中年夫婦が立っていた。しばらく立っているので、見世物じゃないです!…と話しかけようと考えていた頃、管理人がやってきて…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]44話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第44話。社長から朝イチの仕事が…。市役所におつかいということだったが、その場所は「生活保護受給申請」で、思っていたよりはるかに多い人…。生活保護を受けたいという人が多いことにも驚いたが、その役所の対応もさまざま…。もちろん、すべての人が受けられるというわけではない。それに森内は困惑しながら待っていた。そして、森内が思ったより時間がかかってしまっている間、現場には大月と林が向かっていた。そこは特別清掃ではないけれど、結果やりきれない思いを抱えながら、ふたりは作業するのだった…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]45話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第45話。ある日、体調が悪くて寝込んでしまう森内。熱のためか、ペットボトルのフタも開けられないほど力がでない。そこに同僚の関から連絡が入る。「具合どう?」…生きている、人と関わっていることを実感しながら寝てしまう森内。そんなことがあって会社に復帰後、社長がとった電話の依頼は、生前予約だった。社長と依頼先に向かうことになった森内、依頼者は、20~30代のひとり暮らしの女性。特に自殺の可能性はなさそうだが、やはり自分の遺品整理の生前予約をしたいとのこと…。どうやら彼女は持病があり、先日救急に運ばれたというが…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]46話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第46話。オフィスの冷蔵庫にノンアルコール飲料が入っていて、ちょっとした騒ぎになる…。そこに見積もりの電話が入る。大月が見積もりに行くと、アパートの大家らしき人からの依頼で、どうやら特別清掃のないものだった。大家の年配女性は、その故人とはお茶飲み…おしゃべり…お酒飲み仲間…だったらしい。年をとってからの友人関係で、よく部屋飲みをしていたと話す。ところが家財はすべて処分…残しておきたいものはないと言う。唯一残しておきたいものというのが…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]47話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第47話。大月と森内は、車で2件の依頼の見積もりに向かっていた。1件目は、かなりの汚染のある特別清掃の必要なアパートの一室だった。依頼人も申し訳ないと泣きながら謝る…。そして2件目は、有料の老人ホーム。ここは特別清掃もいらないだろうと思われる場所だが、依頼人が遅刻をしてきて、かなり時間が押していた。それもほどなく終わり、会社に終了の連絡をすると、社長からそのままもう一件の見積もりに向かうよう言われる。依頼人は中年の男性、すでに部屋は片づけられていたが、なにやら複雑な事情を抱えているように思われ…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]48話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第48話。大月と森内は、車で2件の依頼の見積もりに向かっていた。1件目は、かなりの汚染のある特別清掃の必要なアパートの一室だった。依頼人も申し訳ないと泣きながら謝る…。そして2件目は、有料の老人ホーム。ここは特別清掃もいらないだろうと思われる場所だが、依頼人が遅刻をしてきて、かなり時間が押していた。それもほどなく終わり、会社に終了の連絡をすると、社長からそのままもう一件の見積もりに向かうよう言われる。依頼人は中年の男性、すでに部屋は片づけられていたが、なにやら複雑な事情を抱えているように思われ…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]49話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第49話。2件の見積もりに出かける森内と大月。1件目の依頼人の大家は、特別清掃になりそうな場所。荷物も多くかなりの汚染がみられた。おそらく一日がかりで行う作業になるだろう…。それよりも近隣の住民からの苦情があるので、早めに作業をしてほしいとのことだったが、もう1件の見積もりの予定もあり、断るふたり。2件目の見積もりに向かい、以前に自分がこの仕事に就く前に降りかかった出来事を思い出す森内…。相続放棄という選択…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]50話
    完結
    110円 (税込)
    生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第50話。2件の見積もりに出かける森内と大月。1件目の依頼人の大家は、特別清掃になりそうな場所。荷物も多くかなりの汚染がみられた。おそらく一日がかりで行う作業になるだろう…。それよりも近隣の住民からの苦情があるので、早めに作業をしてほしいとのことだったが、もう1件の見積もりの予定もあり、断るふたり。2件目の見積もりに向かい、以前に自分がこの仕事に就く前に降りかかった出来事を思い出す森内…。相続放棄という選択…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]61話
    完結
    110円 (税込)
    「自分が情けないです」ため息をつき汚部屋に佇む依頼人。 転職して収入も地位も上がったのに、ストレスで心の余裕がなくなり手の付けられないゴミ部屋に。 片付けたいのに片付けられない…そんなジレンマに追いつめられる依頼人への提案は…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]62話
    完結
    110円 (税込)
    今回の依頼は昭和の古い一軒家、全室分の遺品廃棄。 見積もり依頼で訪れたその家のリビングで目にしたのは、既に生産が終了された4リットルボトルのウイスキー。 それは日本酒党だった依頼人の亡くなった父親が、40年以上前に突然買ってきたものだという。 なぜ封を開けられることなく飾られたままなのか?遺品に込められた想いとは?そしてウイスキーは廃棄されるのか…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]63話
    完結
    110円 (税込)
    自殺の方法で一番多いのは『○○』。自殺の原因で一番多いのは…。 取り壊し予定の老朽アパートで白骨化死体が発見された。 汚染部分を作業可能な状態にしないと、解体作業が進まないため特掃の依頼が入る。 天井も剥がれ床も腐った室内に充満する異臭。そして遺体の痕跡を辿るとそこにあったのは…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]64話
    完結
    110円 (税込)
    遺品…それは人が生きた日々の証。そして残された人とのかけがえのないつながり。 人は何を思い、いつ、それを手離す決断をするのか…。 老婦人からの遺品供養の依頼。それは愛する夫と生きた日々への決別なのか?それとも? 家族と故人の絆を温かく見守る…それが『遺品整理業』。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版]65話
    完結
    110円 (税込)
    老人ホーム個室の遺品整理の依頼。 そこにあったのは大量の卒業アルバム。 学校という限られた空間の中でのつながりにとどまらず、 人として教え子たちと向き合い続けた故人の人生が、そこに凝縮されていた…。 いずれ消えてしまうものでありながら、誰かの時間にふれあうことの重さを描く感動編。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~ [分冊版]66話
    完結
    110円 (税込)
    ごみ屋敷の清掃の依頼。しかしそれは依頼人自身の家ではなく「実家」。 家が荒れ果てたのは、高齢の両親が生活能力を失ってしまったためだった。 介護が必要だとわかっていても、住宅事情等により同居することができないと困惑する依頼人に、林はある提案をする。 遠隔地に住む老親の介護問題に、鋭く切り込みながらも温かく見守る意欲作。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 67話
    完結
    110円 (税込)
    「八重さんに会いに行かない?」かつて親交を深め、現在は施設で暮らす依頼人への面会を林にもちかける森内。 八重は認知症の進行により二人のことが全くわからなくなっていたが、再び穏やかな時を過ごせたことにより、度々面会に足を運び始める。 そんな中、ある品物をきっかけに、八重の古い記憶が蘇り…。幸福なだけではない人生の中で、人を生かしてゆく思い出の存在を描く。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 68話
    完結
    110円 (税込)
    遺品整理の生前予約をしたい。だが整理してもらう家がない!建て替えを理由にアパートの退去を迫られた男性。 健康で経済的にも大きな問題はないが、身寄りのない高齢者が新しく住居を得るには、あまりにも厳しい条件が立ちはだかる。 依頼主の事情を知った大月は、ある提案をする。 高まる「終活」の意識の中、平均的な生活を送ってきた高齢者に起こり得る問題を描き出す。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 69話
    完結
    110円 (税込)
    孤独死した男性の住居への特別清掃に向かった大月と林。しかし、それまで全く音信不通だった弟が遺したとおぼしき 預金通帳の存在に執着し、第三者の入室を拒否する遺族に、大月は先に部屋へ入って捜索してもらうことを提案する。 一方、親交のあった八重の病状について後見人が森内のもとを訪れ…。 自らの生命の終わりに向かうさまざまな姿勢のあり方を描く。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 70話
    完結
    110円 (税込)
    森内と林は後見人より、八重が患っている「進行性核上性麻痺」が治癒することのない難病であることを告げられる。 動揺する二人だったが、八重が穏やかに過ごしてゆけるよう見守ることを決意する。 その頃、姑を亡くした同居の嫁より遺品整理の依頼が入る。 深い確執のあった姑の遺品は見るのも嫌だと全て処分することを希望されたが、遺品の中から指輪が見つかり…。 去り行く者と残される者、その関係が織りなす様々な人間模様。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 71話
    完結
    110円 (税込)
    大月の愛犬の衰え、八重の病状…一見変わりのない平凡な日々のつながりの中でも、確実に時は流れている。 そんな中、ヒューマンズに入った一件の依頼。転勤が決まった夫婦が、社宅の消臭の必要性を調べてほしいという。 「におい」の原因は犬。ペット不可の社宅のため、痕跡を残したくないのだと。調査に派遣された大月は…。 一方、林の元には不仲な実母からの連絡が入る。 ペットとの関係を通し、共に暮らす存在への思いを描く一編。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 72話
    完結
    110円 (税込)
    孤独死した70代の男性の遺品整理に際し、依頼主である故人の妹は立ち合い無しの見積もりを依頼。 しかしそれは遠方在住だけが理由ではないよう。 電話で現場報告をする森内に、依頼主は故人とは40年間疎遠だったことを語り始める。 時を同じくして同僚の関の忌引きがきっかけで、森内は初めて彼女の家庭の事情を知り、家族との縁が薄い林は関に共感を覚え…。 時に遠ざかり、引き寄せ合う血縁の絆の不思議を描く。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 73話
    完結
    110円 (税込)
    ヒューマンズで遺品供養を依頼している寺の住職より、ネットで遺品のお焚き上げを承ってはどうかと持ち掛けられる。 遠方の依頼が可能になる一方、画像とメールのやり取りのみでは見積もり不可能な遺品の存在や、割り切れない依頼人の心情を思い、懸念を抱く森内。 社には遺品整理の依頼が入る。母親の形見だという何点もの高価な和楽器を全てお焚き上げしてほしいとの依頼を受け、 売却を提案する大月に依頼人の女性が語り始めた経緯とは…?
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 74話
    完結
    110円 (税込)
    亡き母の遺品である琴や三味線をお焚き上げしてほしいと依頼してきた女性。高価と思われるそれらの買い取り査定を拒否し、 廃棄にこだわるには理由があった。母の同門の弟子である友人との軋轢、心無い押し買い業者の仕打ち、 ネットによる査定業者とのトラブル…。依頼人にとっては故人への思いが詰まった形見でも、他人にとっては「物」以外の何ものでもない。そうした認識のズレから起こる悲劇を避けるため、遺品整理業者はどうあるべきか。複雑化する問題にヒューマンズのスタッフは真摯に向き合う
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 75話
    完結
    110円 (税込)
    弱ってきた愛犬チビの看病を続ける大月。遺品整理の依頼を受け向かったその部屋には、依頼人が子供の頃に父親に 買ってもらい、以来50年、家族の歴史と共にある亀がいた。亀は遺された家族が引き取るとの言葉に安堵する大月。 見積もりの帰路、林の母親が入院したと連絡が入る。看護師から、母親が林の電話番号を携帯していたと聞かされ、 不仲である母に振り回されたくないと憤る林。一方チビの容態が急変し、大月は…。 家族やペット、近しい存在が人生にもたらす充足と喪失を描く。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 76話
    完結
    110円 (税込)
    林は緊急入院した母親を見舞うが、元々のわだかまりもあって口論となってしまう。天涯孤独の森内は家族に縁が薄いがために詐欺に遭った過去を初めて関に告白する。 その時舞い込んできた特掃の依頼。 故人はIT系の仕事をしていたが、ネットを介しての不定期な業務だったために、連絡が取れないことを不審に思われず発見が遅れたという。 社会的に孤立していない人間でも孤独死する現代。 「せめて同居の家族がいれば…」という依頼人の言葉に森内は家族を失った社長を思い…。 最小単位でありながら人間関係の基盤となる“家族”との関わり方を見つめる76話。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 77話
    完結
    110円 (税込)
    森内と林は特別養護老人ホームに入所している八重を見舞う。面会に訪れる度に衰弱してゆく八重に心を痛める2人。 一方、大月は特掃中に単純なミスを犯したことで、看取った愛犬への後悔が心の中にわだかまり続けていることを再確認する。 そんな中、遺品供養が行われ、依頼人たちが遺品を前に故人に思いをはせる姿に、自分たちの大切な存在や別れの経験を重ね合わせる ヒューマンズのスタッフたちだった…。 身近な存在の命の終末を通し、仕事として接する「死」や依頼人の心への距離感の在り方を問いかける77話。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 78話
    完結
    110円 (税込)
    不仲な母親から突然母子手帳が届き、同様する林。家族に縁の薄い森内と関もそれぞれの境遇に思いを巡らせる。 特別清掃の見積もりに訪れた大月は、ひょんなことから依頼主の不動産経営者にヒューマンズに就職したいきさつを話すことになる。 聞き終えた依頼主はお礼と言って、大月に思わぬ贈り物を…。 思いがけない出会いから誰の胸にもある弱さと、それを包み込み後押しをしてくれる存在の温かさを描く78話。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 79話
    完結
    110円 (税込)
    特別清掃に出向いた大月と林を迎えたのは80代の女性。依頼の内容は精神を病んでいた娘が自死した部屋の原状回復。 遺された母親の胸の内に思いをはせながら、自らも自殺未遂の経験がある2人はそれぞれをこの世に引き留める楔を振り返る。 一方、特別養護老人ホームに入所中の八重の病状は目に見えて進行していた…。
  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~[分冊版] 80話
    完結
    110円 (税込)
    容態の急変した八重のもとへ駆けつける森内と林。二人を認識した八重は林の手をさすり、優しく言葉をかけた。 八重がこの世に自分をつなぎとめる楔と言っていた林を気遣う同僚たち。森内は林の母が送った母子手帳を見つけ、 そこに記された言葉に新たな希望を見出し…。

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