ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
明治17年、伊藤博文邸の新入り書生となった杉山潤之助の手記を、小説家の「私」は偶然手に入れた。そこに書かれていたのは、邸を襲った恐るべき密室殺人事件の顛末だった。奇妙な住人たちに、伊藤公のスキャンダル。不穏な邸の空気に戸惑いつつも、潤之助は相部屋の書生・月輪龍太郎とともに推理を繰り広げる。堂々たる本格ミステリの傑作、シリーズ第1弾!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
事件そのものが小粒なのと、歴史上の人物の造形が浅いところに物足りなさが残りますが、密室、推理合戦、手記形式を利用したミスディレクション、大どんでん返しなど、推理小説のネタが盛り沢山ですし、事件と時代背景を上手く絡めているところや、歴史小説なのにライトに読めるところなど好印象な点が多く、トータルで見れ...続きを読むばなかなか良く出来た作品だと思います。
去年『黒龍荘の惨劇』が注目を浴び、不覚にも未読で歯痒い思いをしていたので、前作にあたる博文邸が文庫化したと聞きさっそく購入しました。 時代小説の書き手とあって、文章は読みやすくストーリーもテンポよく進むので飽きることはありません。 ですが、明治時代が舞台ではあるものの、事件が起きた段階ではオーソドッ...続きを読むクスな本格ミステリという印象は拭えませんでした。 しかし、解決編に至って本書が一筋縄ではいかない、憎々しい仕掛けが施された怪作であったことがわかります。ミステリが好きでないとこの仕掛けは思いつかないでしょう。 『黒龍荘』を読むのが楽しみになる良作でした。
うーん...物語の設定だったり、主人公の潤之助のキャラクターだったりというところは良かったのだが、正直ミステリーとしては弱い。 著者は本格ミステリーを書きたかったようだが、これは本格ミステリーとは呼べないだろう。 密室トリックなんてものはないし、名探偵役と思わせていた月輪が実は偽物、というのも興醒...続きを読むめ。 むしろ大河内や岩村たちが警察関係者だった、という事実の方が面白かった。 次作、『黒龍荘の惨劇』は巷の評価通り良作であることを祈る。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
伊藤博文邸の怪事件
新刊情報をお知らせします。
岡田秀文
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
足利兄弟
維新の終曲
応仁秘譚抄
大坂の陣
海妖丸事件
風の轍
月輪(がちりん)先生の犯罪捜査学教室
偽造同盟
「岡田秀文」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲伊藤博文邸の怪事件 ページトップヘ