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国民投票法が成立し、今後、憲法改正論議が活発化することは間違いない。世論調査では改憲容認派が過半数を超えると報道されているが、こと九条に限っていえば、「今のままでいい」という人たちも多数存在している。本書は、司法試験の受験指導で定評のあるカリスマ塾長である著者が、日本国憲法の特長や意義だけでなく、国民投票法、九条にまつわる議論についてわかりやすく解説。「今の憲法は捨てたものじゃない。憲法の力を見直そう」と語りかける。あなたの憲法論議のきっかけに、虎の巻に、本書をご利用ください。【目次】はじめに/第一章 このままで公正な国民投票ができるのか/第二章 美しい日本国憲法/第三章 そんなに九条を変えたいですか?/I 九条改憲賛成派の論理について/II 日本国憲法がめざす平和主義/おわりに
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Posted by ブクログ
法学部でしたが当時は全然真面目に憲法の勉強をしていませんでした。
昨今の改憲騒動と、参院選を前にして伊藤さんの本なら、と思い手にしたのですが大変分かりやすく、読み応えがありました。
日本国憲法の存在意義、その価値、改憲するということが何を意味するのか、9条を変えると何が起こりうるのか。
そういったことが端的に、分かりやすく書かれています。
政治家の発言の漠然とした印象などだけで判断し、実際に憲法が変わったら一体何が起きるのかを深く考えていなかったことを、反省させてくれます。
当たり前のことなのに目の前の小さな問題に目を奪われて考えが及んでいない大事なこと。
理路整然と、過不足なく指摘されている一冊です。
多くの人に読んでもらいたいと感じました。
Posted by ブクログ
伊藤塾塾長の憲法に関する話
今年、憲法改正の国民投票法案が可決され、改憲の準備が着々と進んでいます。
伊藤氏は、憲法調査特別委員会の参考人として憲法改正についての話をされたそうですが、そこでの議員は50人中、半分しかおらず、しかも皆、途中で出たり入ったりをしていて愕然としたそうです。
この国は憲法を変えるというみはまだ未熟であると伊藤氏は感じた。
日本では確かに憲法を変える理由が古いだの、自衛隊の地位があいまいなどといった理由から改憲の流れができているが、憲法を変えた結果、どのようなことが起こるのかをよく考えていないように見える。
本書を読むと憲法を変えることの重さがよく分かる。
自民党の憲法草案は非常に問題があることが分かる。
自衛隊の任務についての扱いも国会の承認その他の統制に服する。とあるように国会の承認なしにも出動ができるなど危険な状態です。
憲法について、国民投票法の問題点、9条を改憲するか否か、日本が目指すべき平和主義などについて非常に明快に書かれています。
改憲賛成派の人もぜひ読んでみると言いです。
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