「戦国大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた

「戦国大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた

ビジネス・実用
679円 (税込)

3pt

従来、“組織の敗因”を説明するのによく使われてきたのが、「リーダーに問題あり」とするリーダー原因説であった。戦国時代で言えば、戦国大名個人の問題と断じてきたのである。それは一面の真実なのだが、では世に名将と謳われた者、圧倒的な権威者、有能な二世、将来を嘱望された重臣など、本来「敗れるはずのなかった者」が敗れたのは一体、なぜなのだろうか? 本書は、強大な戦国大名の“政治力”が失われていく過程を考察し、現代にも通じるリーダーが犯しがちな失敗の教訓を導き出す。「武田勝頼の致命傷」「足利義昭のしぶとい首」「織田家臣団の有能ゆえの危険な未来」「柴田勝家が秀吉に勝ったかもしれない可能性」「自前の勢力をつくれなかった石田三成」「『重心』に参加できなかった小国の悲しい運命」「なぜ秀頼は豊臣家を守れなかったのか?」など、彼らが激動の時代に滅亡の道を歩み、天下を取れなかった理由がここにある!

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP文庫
  • タイトル
    :
    「戦国大名」失敗の研究
  • タイトルID
    :
    328948
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年08月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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「戦国大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦国大名が滅んだ理由について、奇抜ではないが独自の考察や文献も参照しつつ、分かりやすい記載がしてあり、また現代政治にも絡めながらの解説なので、面白く読めました

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    織田徳川同盟と日米同盟、夏の陣とハルノートといった近代との比較はまぁ目からウロコであった。歴史は繰り返すとは正にこの事。政治力とは体力・気力の充実、人気・信頼感のが戦国時代に通じるものとして上げられており、自分ももっと意識すべきと感じた。

    0
    2014年11月16日

    Posted by ブクログ

    ◼︎2014/07/21
    ◼︎副題にもある政治力に関する研究を、戦国大名や現代の事例に重ねて考察したもの。

    0
    2014年07月21日

    Posted by ブクログ

    知人が読んでいて、自分では選択しなそうだと思い読んでみた。
    歴史があまり得意でない私には読みやすく、広く知識を得た感じ。誰もが知っている現代の政治家との比較は分かりやすい。
    全体の利を考えての行動、リーダーになるべく人間は一般人とは違う目を持っているんだなと思った。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    没落していった戦国大名の失敗要因を「政治力」と言うキーワードで紐解いている一冊。

    フォーカスを当てている戦国大名の思考やその行動の背景については一次資料を元に他の学者、作家が記したものをベースに筆者の想像によって書かれていることが多いと感じるため、本当にそうなの??と思うところ多数。

    その前提はあるとしても、戦国時代の登場人物と近現代の政治家を比較していく考察はとても分かりやすかった。

    組織に属して仕事をしている方も経営者として仕事をされている方もフリーランスとしてお一人で仕事をされている方も、一読して損はないと思われる。

    人を動かすための政治力とは何か。
    改めて違った視点から自分を見つめ直すことができた。

    0
    2021年11月12日

    Posted by ブクログ

    「政治力」の観点から、没落して言った戦国大名を考察する一冊。

    内部の権力闘争は状況が悪くなってから発生するとの考察がためになる。

    0
    2020年01月13日

    Posted by ブクログ

    武田勝頼、足利義昭、織田家臣団、関が原、豊臣秀頼からの失敗について考察した本。
    外交は気分でやってはならない。これは現代に通じる箴言ともいえる。

    0
    2019年04月13日

    Posted by ブクログ

    武田信玄は、歓迎される権力者
    息子の勝頼は、戦争には強かったが
    勝頼は四男で、本来は諏訪を継ぐ予定
    上杉と同盟を結び北条との同盟を失う
    三国同盟と同じ愚策
    勝頼の失敗は、宿老、一門衆の責任では
    足利義昭は、信長と朝倉の仲介役
    反信長包囲網、義昭が信玄に
    本能寺の変の首謀者は義昭説

    0
    2015年08月10日

    Posted by ブクログ

    それなりに実力のある大名が何故滅んでいったのかを政治力、他家を含め組織を思い通りに動かす力、という観点からまとめていて、視点が良かった。しかしながら、考察についてはやや感情論が多いように感じられ、底が浅い印象を受けてしまった。もう少し分析的な考察も記述されていれば、また読み味が違ったかもしれない。

    0
    2015年06月28日

    Posted by ブクログ

    歴史ものは物語から、有名な事件の解説本まで幅広く楽しんでいますが、最近は、戦国時代に儚く消えてしまった大名達にも興味を持っています。

    特に、父の栄光が凄く、不運な武将はどのような苦労をしたのかについて思いを馳せると、本人にしか分からない苦労が多かったことでしょう。最近では、このような観点から書かれた本も出始めていて、この本もその一冊になります。

    武田信玄の息子(武田勝頼)、豊臣秀吉の息子(秀頼)を始めとして、足利義昭、柴田勝家、毛利輝元、石田三成等が取り上げられています。いずれも取り上げてほしい武将ばかりです。今回取り上げられていなかった武将についても今後の続編にも期待したいです。

    特に、はしがきに書かれていた、一定の能力があっても、ブレーン(自分に足りないものを持っている人間)を持たない人物は大成しない。リーダー個人の力を比較しても、失敗や成功の理由は見えてこない(p5)という内容は、経営者やリーダーになる人間は肝に銘じておくべきと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・カリスマには4つの類型あり、1)偉い人の子孫、名家の出、という「血のカリスマ」、2)地位によって得られるカリスマ、3)英雄のカリスマ、4)異能のカリスマ(p21)

    ・偉大な父が死んだときに息子のとるべき行動は、取引をする、そしてじっと様子を見ていること(p25)

    ・武田勝頼は、凡将ではなく、まさしく信玄の血を継いだ勇敢な息子であった(p27)

    ・権力を行使される側が、権力を認めなかったら、権力は有名無実化する(p29)

    ・本当に強い組織とは、部下が上司の権力を認め、この上司のためなら無理をしても頑張ろう、と思わせる(p30)

    ・武田軍が、織田・徳川軍と比較して十分な鉄砲を確保できなかった理由は、決定的には経済力の差である(p33)

    ・武田勝頼は、上杉景勝を指示したこと(所領の寄贈を承認した)は、景虎の兄である北条氏政を敵にすることで同盟を失った、そして北条は徳川と同盟した(p42、47)

    ・長篠の戦いの敗戦後、勝頼は側近を重用して、生き残った宿老を遠ざけたので、やがて徳川に内通するものがあらわれた(p55)

    ・実際に武田家の滅亡のきっかけになったのは、一門衆の木曽義冒であり、穴山信君である(p61)

    ・国連の安全保障理事会が、米国ロシアの大国によって事実上握られているのと同様、足利幕府も有力大名(細川、山名などの21家)によって支えられていた(p74)

    ・元首相の田中氏はロッキード事件の裁判で無罪を勝ち取り政権の座に帰ることを夢見ていたので、総裁は田中派以外から選んでいた(p119)

    ・竹下氏は創政会をつくり勢力を拡大したが、ナンバーツーの二階堂氏はこれに反発した(p119)

    ・秀吉が城攻めをできたのは、秀吉の領国経営によるものと、城攻め(公共事業)で儲かる商人たちを利用した(p121)

    ・ほとんどの織田の重臣は信長の死で背景を失うが、自分で人脈をつくってきた者との差がでてきた(p131)

    ・家康は、小早川秀秋以外にも諸大名の面倒を見ている、豊臣秀次の側室に娘を出していた最上氏、秀次に借金していた細川氏、秀次と親しかった伊達氏など(p165)

    ・外の環境がどのようになっていても、内部の権力闘争はすべてに優先される傾向がある(p192)

    ・A国がB国を支配しようとしたら、まずA国に対して、「悪いのはA政府である、A国民は悪くない」と宣伝する。同様に、豊臣家は護らねばならない、悪いのは一部の三成一派で、豊臣家は悪くない、と家康は宣伝した(p195)

    ・リーダーは、自分がどの方向に行くのか示さなければならない、リーダがスタッフの行動を尊重し採用するのは、リーダーが決めた方向と同じことが条件(p201)

    ・延暦寺横川中堂、醍醐寺三宝院、相国寺法堂、北野天満宮、大阪市天王寺等、豊臣家が出資した多くの寺社は、ほぼ例外なく国宝や重文に指定されている(p217)

    ・聚楽第での「金配り」は、天正17年(1589)に金銀を36.5万両配った、これは1両=30万円とすると、1000億円(p217)

    ・天正16年(1588)の秀吉の所領は、222万石程度であるが、多くの銀山を支配、莫大な運上を得ていた。関ヶ原合戦後も、3か国65万石以外にも各大名家の中に持っていた蔵入地からの収益があった(p218)

    ・豊臣秀吉は、すでに聞いた情報でも初めて聞くふりをしていた、それは情報を運んでくる者に優越感を与え、再び自分のところに情報を持ってくることを期待した(p286)

    ・政治力が「理論や理想」であるよりは、「感情や現世利益」により影響を受けるのは、政治が人間の営みそのものだからである(p297)

    2015年4月5日
    2017年9月10日(再読)

    0
    2017年09月10日

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    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP文庫
  • タイトル
    :
    「戦国大名」失敗の研究
  • タイトルID
    :
    328948
  • ページ数
    :
    304ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年08月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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