幕末剣士列伝―近藤勇、佐々木只三郎、服部武雄、岡田以蔵、田中新兵衛、中村半次郎、河上彦斎。最強の剣とは何か―(上)10分で読めるシリーズ

幕末剣士列伝―近藤勇、佐々木只三郎、服部武雄、岡田以蔵、田中新兵衛、中村半次郎、河上彦斎。最強の剣とは何か―(上)10分で読めるシリーズ

328円 (税込)

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10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度)

書籍説明

近世と近代の境界、幕末。
侍の世が終焉を告げ、急速に近代国家へと変貌を遂げるための過渡期であり、
戦国時代以来最大の内乱期としても歴史に強く記憶された時代だ。
太平の眠りを斬り裂くかのように、この時、実に多くの剣客が輩出し、
「剣」と「剣術」がかつてないほど必要とされた瞬間を謳歌していた。
やがて近代的な軍隊制度による銃砲戦が主流になり、衰退する運命に直面する剣術。
しかしそれを自在に操った有名・無名のあまたの剣士たちは、あるいは一瞬の光芒を放ち、
あるいは歴史にその名を長く留めるなど数々の物語を紡ぎだしていった。
幕末期に燃え上がった「剣」の技と思想は、細々と、しかし脈々と現代にまで受け継がれている。
いくつかの古武道流派しかり、または現代武道となった剣道においてもその血脈はたしかに息づいているのだ。
幕末最強の剣士は誰か―。
しばしばそんな話題が俎上にのぼることがあり、歴史ファンの想像をかきたてる恰好のテーマとなっている。
だが幕末には戦場で剣を振るいその名を轟かせた者、暗殺にその技量を発揮した者、
達人と称されながらもついにその剣技を解放することなく散った者、
そして実際の斬り合いの場には立たずとも道場での修業を通じて高い境地に到達した者等、
さまざまなタイプ・来歴の剣士たちが存在しており、一概に「最強」を決めるのは難しいのが現状だ。
そこで「洛中」、「暗殺」、「戦場」、「道場」という4つのシチュエーションを想定し、
それらのなかで殊に強い印象を与える剣士たちをとり上げて、
その流派や戦術を概観し「列伝」という形にまとめることを試みた。
無論、歴史にその存在すら記されることのなかった多くの無名剣士たちの血潮のうえにこそ紡がれた物語であることにも思いを馳せながら、
現代に通ずる「最強の剣」とは何か、という問題を見つめてみたい。

著者紹介
岡本 洸聖(オカモト コウセイ)
1982年生まれ
校正者として勤務の傍ら、郷土史研究で得た成果をベースに歴史関連のコラムを執筆。
また、武道の経験をもとに幕末を中心とした剣術の話題を得意としている。
橋本歴史研究会事務局長
居合道(無外流)四段
杖道(神道夢想流)四段

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幕末剣士列伝 のシリーズ作品

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  • 幕末剣士列伝―近藤勇、佐々木只三郎、服部武雄、岡田以蔵、田中新兵衛、中村半次郎、河上彦斎。最強の剣とは何か―(上)10分で読めるシリーズ
    328円 (税込)
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 書籍説明 近世と近代の境界、幕末。 侍の世が終焉を告げ、急速に近代国家へと変貌を遂げるための過渡期であり、 戦国時代以来最大の内乱期としても歴史に強く記憶された時代だ。 太平の眠りを斬り裂くかのように、この時、実に多くの剣客が輩出し、 「剣」と「剣術」がかつてないほど必要とされた瞬間を謳歌していた。 やがて近代的な軍隊制度による銃砲戦が主流になり、衰退する運命に直面する剣術。 しかしそれを自在に操った有名・無名のあまたの剣士たちは、あるいは一瞬の光芒を放ち、 あるいは歴史にその名を長く留めるなど数々の物語を紡ぎだしていった。 幕末期に燃え上がった「剣」の技と思想は、細々と、しかし脈々と現代にまで受け継がれている。 いくつかの古武道流派しかり、または現代武道となった剣道においてもその血脈はたしかに息づいているのだ。 幕末最強の剣士は誰か―。 しばしばそんな話題が俎上にのぼることがあり、歴史ファンの想像をかきたてる恰好のテーマとなっている。 だが幕末には戦場で剣を振るいその名を轟かせた者、暗殺にその技量を発揮した者、 達人と称されながらもついにその剣技を解放することなく散った者、 そして実際の斬り合いの場には立たずとも道場での修業を通じて高い境地に到達した者等、 さまざまなタイプ・来歴の剣士たちが存在しており、一概に「最強」を決めるのは難しいのが現状だ。 そこで「洛中」、「暗殺」、「戦場」、「道場」という4つのシチュエーションを想定し、 それらのなかで殊に強い印象を与える剣士たちをとり上げて、 その流派や戦術を概観し「列伝」という形にまとめることを試みた。 無論、歴史にその存在すら記されることのなかった多くの無名剣士たちの血潮のうえにこそ紡がれた物語であることにも思いを馳せながら、 現代に通ずる「最強の剣」とは何か、という問題を見つめてみたい。 著者紹介 岡本 洸聖(オカモト コウセイ) 1982年生まれ 校正者として勤務の傍ら、郷土史研究で得た成果をベースに歴史関連のコラムを執筆。 また、武道の経験をもとに幕末を中心とした剣術の話題を得意としている。 橋本歴史研究会事務局長 居合道(無外流)四段 杖道(神道夢想流)四段
  • 幕末剣士列伝―森要蔵、伊庭八郎、土方歳三、桃井春蔵、勝海舟、山岡鉄舟。最強の剣とは何か―(下)10分で読めるシリーズ
    328円 (税込)
    10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。 自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。 是非、お試しください。 書籍説明 関ヶ原以来、約300年ぶりの内乱は武士の世の終わりを告げ、 日本が近代国家へと変貌を遂げるターニングポイントとなった。 西洋式調練を施された近代的軍隊である新政府軍と、 新旧の戦闘法が混在する部隊である旧幕府軍の戦闘は、まさに侍にとって最後の舞台となっていった。 矢合わせにとって代わる銃砲撃戦。槍ぶすまを凌駕する白兵突撃。 それらはこれまで侍が経験してきた戦場とはまったく異なる、新時代の戦いをもたらした。 すでに刀槍の時代は終焉を迎えたと、誰もがそう思い知らされたのだ。 だが、最後まで剣を手に、時代に抗った男たちが存在していた。 賊軍の汚名を着ようとも、己の士道を貫いた彼らは歴史に深くその姿を記憶されることとなったのだ。 そして、戦場に出ることのなかった剣士たちの中にもまた、後の世に大いなる影響を与えた人物が数多く存在した。 「術」から「道」へ。 激動の時代を生き抜き、現代にまで伝わる武の精神を崇高な境地にまで高めた達人たちは、どのように幕末を見つめたのか。 「戦場」と「道場」、一見対極にあるかのような二つのフィールドで剣を振るった、男たちの群像を垣間見よう。 著者紹介 岡本 洸聖(オカモト コウセイ) 1982年生まれ 校正者として勤務の傍ら、郷土史研究で得た成果をベースに歴史関連のコラムを執筆。 また、武道の経験をもとに幕末を中心とした剣術の話題を得意としている。 橋本歴史研究会事務局長 居合道(無外流)四段 杖道(神道夢想流)四段

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