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謎の男“マル鬼”の誘いをきっかけに、大学生の秀人は、誘拐してきた女をM奴隷に調教する喜びを覚える。ある日秀人の姉・亮子が獲物に。「見ないで…、許して」という亮子の願いも虚しく、男を知らない純潔な秘唇が左右に広げられる。「待ってなよ、姉さん。苦痛と屈辱の果ての快楽を教えてあげるから」。一週間で、清純だった姉が変貌する。
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Posted by ブクログ
館淳一のポルノ小説。1990年の作品「姉と弟・監禁調教」の改題、改訂作。以前の「姉と弟・監禁調教」は僕も高校生時代に読んだ記憶があり、「地下室の…」では SNS で知り合うことになっている主人公とマル鬼は、1990年当時は草の根BBSで知り合う設定だった。 館淳一と言えば、インターネットの普及初期...続きを読むから自分の作品紹介やオリジナル作品をネット上で公開するなど、コンピュータとインターネットには先見性のあった作家だが、何かのインタビューでこの作品に触れて「編集者から『ネットワークネタはやめておけ。売れない』と言われたが、想いの強い作品だったので、無理を言って出してもらった。しかし、まったく売れなかった」というようなことを語っていた。 世紀は移り、2010年。もはやパソコンは一部の好事家のものではなく、世界中で数億人が SNS を使う時代になり、この本も幻冬舎アウトロー文庫から改訂、再出版された。ようやく、時代がこの作品に追いついたと言えよう。 内容も悪くはないのだが、一番メインになるはずの姉の調教シーンが、直前の雅江の調教シーンに完全に喰われてしまっているのが残念。
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地下室の姉の七日間
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館淳一
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