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掃除を続けることで企業経営のみならず学校教育や社会に大きな影響を与えてきた著者が、自ら人生の糧としてきた箴言を厳選して紹介。遠きを図る者は富み、近きを図る者は貧す(二宮尊徳)、一切の不幸せは、貧しさや不足から生ずるのではない。あり余るところから生ずるのだ(トルストイ)、運命はその人の性格の中にあり(芥川龍之介)、そのときの出逢いが、その人の人生を根底から変えることがある。よき出逢いを(相田みつを)、百萬典経、日下の灯(今北洪川)、飯の糧にならないことが、心の糧になる(藤沢周平)、物買ってくる、自分買ってくる(河井寛次郎)、善友は助け合って成長し、悪友は誘い合って堕落する(孔子)、掃除はその会社を語る無言の表現であり、その人の人柄を写す無形の鏡である(岡田宜法)。著者が選んだ92の言葉はいずれも含蓄があり、混迷の現代を生き抜く貴重な「道しるべ」であり、よりよく生きるための参考書といえよう。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年10月23日
著者は、「掃除に学ぶ会」会長であり、イエローハット社長。便器を素手で磨くことで人間は謙虚になると説く。一種の宗教だと思うが、一流の経済人がいうとそれなりに説得力がある。従って、この宗教と経済活動に何らかの関係があるのだろうと推測してしまう。が、私のような若輩もののレベルでは到底理解のかなたであり、ま...続きを読む
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