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NTT、KDDI、ソフトバンク――。数千人の社員と莫大な資金を持つ巨大通信会社に、通信業界の経験もなく、通信技術も知らず、民間企業で働いた経験もほとんどない30代の元通産官僚が挑んだ!
ライバルであるNTTグループからも出資を仰ぐなど、これまでのベンチャー経営者とはまったく違う手法を取り、売り上げ400億円の巨大通信ベンチャー「アッカ・ネットワークス」をつくり上げた。しかし、無線事業への進出を計画するものの、複雑な通信業界の事情に翻弄され、免許を取得できずにアッカを去ることになり、結局はライバルとの合併を余議なくされた――。本書は、著者が通信業界で奮闘した3000日の記録である。
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Posted by ブクログ
ADSLのベンチャのアッカを立ち上げた湯崎氏が、その設立から自身の退任までを振り返って語っています。通信業界にいるので、そういうこともあったなあ、そういうことだったのかと自分も振り返りながら読みました。
MBAを取得し米ベンチャキャピタルに出向した経験はあるものの、実務経験も通信の専門家でもなかったにも関わらず、通産官僚を辞してベンチャを設立するときの決断は、ここに書かれている以上の重さがあったのだと思います。ベンチャを成功させるのにカリスマ性は必要ないと言い切りますが、構想力と実行力は必要なんでしょうね。
湯崎氏は、この11月に広島県知事に当選されました。やはり進めば道は開けるということでしょうか。今の世の中、ITとビジネスを深く知っている方が首長となるのはよいことだと思います。
* アッカはどうしてその名前になったのでしょうか? 「アッカ」って「悪化」につながって縁起が悪いんではと思ったのですが。だから最後、WiMAX無線取得失敗やイ-アクセスと組織統合に至ったというわけではないですが。
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