私の名はナルヴァルック

私の名はナルヴァルック

1,320円 (税込)

6pt

4.4

【写真多数収録の電子特別版】『ウーマン アローン』の熱き旅行作家の第2作! エスキモーの名をもらった日本人女性のエコロジカルでみずみずしい鯨の村滞在記。鯨捕りの頭領一家に住まわせてもらい、極地の民とともに過ごした漁の季節。村を支える女たちに料理のしかた、服のぬい方、カヤックの作り方、鯨の解体まで習い、人々の優しさと力強さにふれた旅。

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私の名はナルヴァルック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年10月24日

    アラスカの最北端に暮らすエスキモーの村に滞在し、家族同然の仲となった日本人女性。ナルヴァルックというのは長老の奥さんの母親の名前をもらったもの。滞在中に見聞きし体験したことがとても丁寧に書かれていて目に浮かぶような新鮮さ。また、自然の中で生きる民にも近代化の波が押し寄せているわけだが、そのことは否定...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月05日

    想像を超える場所、想像できない生活。だけど、人間の根本はやはり同じ。考え方、喜ぶこと、辛いこと、幸せ、問題。遠い場所の民族に共通点を見て、人間の変わらないあたたかさを感じた。

    変わりゆく世界、その中での文化、環境。遠いところで起きているけれど、この本で、いきなり近い場所になった。

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    Posted by ブクログ 2011年01月27日

    30代の女性が単身、エスキモーの村で暮らし、エスキモーの名を貰い、彼らとともに捕鯨を体験する。彼らの生活や、深まっていく絆を描きつつ、捕鯨問題やエスキモーの抱える問題を浮き彫りにする。貴重なルポルタージュ。

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    Posted by ブクログ 2010年09月29日

    エスキモーの生活を日本に居ながらにして知ることができ、面白く読み始めたが、現状を知ると失望する。アメリカからお菓子や宗教、ドラッグなどが浸透し、働かない若者が大半、一大イベントの捕鯨・解体作業に若者がほとんど参加しないだなんて。

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    Posted by ブクログ 2010年09月22日

    エスキモーの家族に迎えられて~アメリカ合衆国アラスカ州のベーリング海の北,チュクチ海に面する村で,捕鯨組に命懸けで入り,4月から北風で海が凍るのを待つが,頭領は村の公務員でもあるので町に出張したきり帰ってこず,待ち惚けを喰らう。他の組が逃してしまった鯨を残念に思い,捕らえた鯨が薄くなった氷の下に消え...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年10月03日

    女性である著者が一人でエスキモーの村に行き、そこで暮らし、そして目の当たりに見たエスキモーの暮らしを外から聞きかじったレポートではなく、彼らと一緒に暮らして書き上げた、いま現在のエスキモーの本当の暮らしです。

    題名になっているナルヴァルックという名前は、住まわせてもらったエスキモーの母からもらった...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月04日

    アラスカ物語のフランク安田を敬愛する著者がエスキモーと家族同然の生活をおくりながらエスキモーの人々が直面する現実を見据えた本。
    福島原発の事故のあと せめて 辺境の 原始的な生活の本で心の洗濯でもしようかと何気なく購入したら いきなり最初から核の問題からはじまっており驚いた。
    アメリカという国はなん...続きを読む

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