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そもそも著者が企業を理系と文系に分けてみようと思ったきっかけは、典型的な理系企業と文系企業に在籍した体験からだった。最初に著者が勤めたカネボウは文系人間の多い文系企業、その後転職したキヤノンは典型的な理系企業、その差は雰囲気や習慣にとどまらず言語にまで及んだという。知的興味を掻き立てられた著者はさらに色々な企業を調べていくうちに、文化の違いを生むのは理系人・文系人の違いにとどまらず、創業者やそれを受け継いだ企業DNAであることを突き止めた。本書はその成果を主として就活中の学生、転職希望者向けに紹介したものである。企業を理系と文系に分けてみると、これまでにない面白い視点から会社が分析できる。後悔しない会社選びのために、一度は読んでおきたい一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2016年08月28日
3.5
理系と文系を比較した本。縦割りすぎる感もあるが結局は自分野以外にも理解があり目標設定できるのが大事。研究畑は、細部だけになりがちだが全体を見る癖が必要。
理念や社歴から文系と理系企業に分けた論点が面白く、会社の生き残り条件、文系と理系社長の資質、ソニー研究五箇条「新ビジネス開拓になるか、社内...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月21日
期待外れでした。
もう少し掘り下げた考察を期待していたんですが、表面的な考察に終始している感があります。
結論も、要は「文理のバランスが大切」と言っているだけ。
そりゃあそうでしょ。
就活生を主な対象とした本のようなので、仕方ないのかな…。
まあ、切り口は面白かったので、辛うじて★★★☆...続きを読む
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