謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?

謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?

1,400円 (税込)

7pt

3.6

不思議な蝶アサギマダラ。アサギマダラはタテハチョウ科の蝶で、大きさはアゲハチョウほど。重さは0.5グラムにも満たない軽い蝶だが、春と秋には1000kmから2000kmもの旅をする。定期的に国境と海を渡ることが標識調査で証明された蝶は、世界に1種しかいないという。本書は、10年間に13万頭余のアサギマダラにマーキングを施し、「一番多くのアサギマダラに出遭った人」として知られる著者が、アサギマダラの謎に迫ったサイエンスノンフィクション。「想像をはるかに超えた生命の神秘。蝶と一緒に、さあ旅に出よう!」――茂木健一郎氏

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謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか? のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年03月10日

     アサギマダラの24の魅力
    ○旅をする:小さな体で海を渡り、2000Kmを超える旅をします。○飛び方が多様:24通りもの飛び方のパターンがあります。○美しい:独特の色合いを持ち、翅の形態にも機能にも洗練された美しさがあります。○力持ち:かなりの脚力を持っていて、枝につかまり、風にも飛ばされません。○...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月07日

    地図も見れない、方位磁石もない、渡り鳥のように親と一緒に飛んだこともない、夜は飛べない中で、 遠く離れた島を転々となぜ移動できるのか、結局よく分からなかった。
    渡り蝶、強靭な蝶、美しい蝶。
    実際に今年見たけれど、普通にふわふわ飛んでいました。謎の多い蝶です。

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    Posted by ブクログ 2013年11月22日

    いくつかの書評でも取り上げられている。先日テレビでもこのアサギマダラのマーキングの様子を取り上げていた。専門の研究者でもない人がここまでやるとは。その情熱には頭が下がる。海を渡る蝶に魅せられて1年で1万匹もの蝶にマーキングして、その蝶を自分で海を渡ってまた捕まえる。ロマンがあるね。

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    Posted by ブクログ 2019年08月12日

    結局、なぜ海を渡るのかはよくわからなかったが、世界で唯一、海を渡る蝶であるようだ。飛翔パターンの分類で24種類?もあるとのことだが、分類しすぎではないか。ともあれ、一種類の蝶だけで本を1冊つくってしまうのはある意味すごい事だ。

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    Posted by ブクログ 2018年11月18日

    前作の続きの書き足りなかったところを書いたらしいが、アサギマダラにもいろいろ個性があり、ストーキングをする話、オスのみが属するフェロモンを蓄積するための食物をいかに敏感に見つけるかという細かい話が満載。

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    Posted by ブクログ 2014年01月07日

    昆虫学者でもないのにこの研究、調査!好きこそ物のとは言うものの、脱帽である。そして蝶を追いかけることは、蝶だけではなくそれに係わる全ての環境自然に気付くということだ。すばらしい。

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    Posted by ブクログ 2013年12月06日

    蝶をはじめ昆虫にはほとんど興味はないが、タイトルに惹かれ購入してみた。このアサギマダラという名の蝶は、2000kmもの長距離を移動するらしいのだ。

    本書の著者である栗田氏が、蝶のハネの部分にマーキングを施して調査したところ、なんと2日間で745kmも移動した例があったらしい。移動の距離や経路の解明...続きを読む

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