ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで188万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
韓国、中国の執拗な日本外し、北朝鮮とロシアの接近、東南アジア諸国と中国の衝突――なぜ東アジアは混乱しているのか。地政学的観点から各国の外交戦略を分析し、その思惑を見抜く。日本が果たすべき役割も探る。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
近年地政学という学問体系が見直されたのか、書店には専用のコーナーが設けられるなど関心度も高い。そもそも地政学は「地理と政治を組み合わせ、地理的要因を軸に国家の行動や国際関係を考察する」が定義であり、そのまんま国家が政治の方向性をその地理的要因により決定づける重要な指標となる。影響するのは、周囲をどの...続きを読む様な国に囲まれているかという国の地理的位置であり、海や陸地の制約(急峻な山脈や谷に囲まれているなど)、そこに眠る天然資源の量など、国家が国境線内外にどの様な地理的要因を抱えているかによって、政治が受ける影響を分析する学問体系と言える。かつてヨーロッパを征服したナポレオンが「地理を見ればその国の政治がわかる」と言う言葉を残したが、その国の地理的要因を分析して、政治や体制を創造すれば、相手の出方や考え方が理解できるという意味合いが表されている。国家の戦略を決める上で地理がどれほど重要であるかを示した表現として本書内でも同義の記述が度々登場している。 地政学で出てくるキーワードとしては「ランドパワー」と「シーパワー」の2つが有名だが、それには捉われずに一体化する宗教的なつながりとして、イスラムのパワーを第三の勢力として捉えている。前者ランドパワーは言わずと知れたロシアやドイツ、フランスなど国家の多くを大陸上にある陸続きの他国との繋がりを中心とする勢力を表す。ユーラシア大陸の東端にある中国もシルクロードを通じた貿易を遥か昔から行っており、ランドパワーの主要な国家に位置付けられる。次に島国であるイギリス、日本、アメリカは海に出ることでその力を示したり、貿易による富を築いてきた勢力であり、此の三国はかつて日本も批准した海軍の艦隊数の制限による軍縮を図ろうとしたワシントン海軍軍縮条約の主要な海軍国家の3つに名を連ねる(因みに他にはイタリアとフランスも含まれていた)。海軍国家という意味ではかつて世界の海を制し、大艦隊によって世界中を征服したスペインも長らくシーパワーの主要勢力であると言える。 そして地理的要因に捉われず、国境さえも関係なくよずに右往無尽に連携するイスラム教の勢力。国家の垣根を超えて力で結びつく勢力は、国家の政治が及び辛く他国からも捉えにくい。前述の陸と海、そしてイスラムを加えた3つの勢力が世界を動かす大きな要因となっているのは間違いない。そして交通技術が発達し、空に海に向かって巨大な国家の力を影響力を及ぼす現代の流れは、かつての陸地の国家が周辺国との対立を恐れず海へとその力を向ける。そう、それは中国の力であり、彼の国が動けば周辺諸国の緊張は一挙に高まる。なぜ中国が海へ出るかは、そこに未開の資源があるからであり、超大国アメリカへの挑戦でもある。 地理的に見れば各国の動き方への理解が深まる。その先を見据えた国家戦略が必要であり、短期的な利益ではなく10年、100年を見据えた国家戦略を地理的要因を理解しながら策定し進まなければ、大国に振り回されて、やがては衰退してしまう。果たして日本の国家戦略にはその様な国家100年の大計はあるだろうか。本書で地政学に改めて触れつつ、先ずは身近にいる北朝鮮や中国、ロシアなど必ずしも友好的とは言えない各国との関係性をどう改善していくか。そして太平洋という広大な海を越えて結びつくアメリカや、すぐ隣にいる韓国との関係性を今後どう維持していくか。更には地球温暖化により北極の海は溶け、船舶の移動が可能になった時、大国ロシアがどう動くか。様々な地理的要因に加え、温暖化や核兵器、宇宙開発など現在の様々な課題を含めて考えるべき事は多くある。本書は東アジア動乱という少し物騒なイメージを抱くタイトルではあるものの、先ずは北朝鮮やモンゴル、中央アジアなどとの友好的関係性を築くためのたくさんのヒントをくれる一冊だ。
地政学の観点から東アジアの現況を分析。「シーパワー」、「ランドパワー」、そして新たなイスラムの3極構造がよく理解できる。日本の役割への筆者の想いには共感すべきものがある。
タイトルの煽りはともかく、東アジアの現状と今後の展望を地政学を用いて解説…はしてるんだが、ランドパワーとシーパワーに二項対立では無く、第三勢力を出してきたモノの掘り下げが甘い(そりゃ新書だからページ数には限界はあるにせよ)出すならきちんとまとめてくれと。そして、北朝鮮に甘い。拉致被害者の再調査をする...続きを読むと発表した時点では多少期待したが、締切をどんどん先延ばしして回答する気が無いし、そもそも北朝鮮の核開発とミサイル開発・配備は国連安保理決議違反なのにそこが一切考慮されていないので、片手落ちどころか、ほぼ両手落ち。もう少し信用できる著者だと思ったのだがなあ…
東アジアのを地政学の観点から洞察。 シーパワーとしての日本の立場が感じられた。『地理的条件をみれば、一国の政治政策が垣間見れる』(意訳)とは、ナポレオンのお言葉。確かに隣国との関係がその国の外交戦略になるよね、納得。
シーパワーについてはマハンの本を一冊読んだが、地政学に関する本はマッキンダーも含め読んだことがなかったので購入。 加えて「東アジア」というのが、近代史や経済といった点で今後本で読もうと思っていて分野だったので個人的にはちょうど良い本でした。 東アジアとりわけ、著者の専門である朝鮮半島や中国、ロシア...続きを読むとの関係性はなかなかちゃんとテレビで伝わっていない話もあり興味深かったです。 特に「加害者と被害者の関係が1000年たっても変わらない」の話にはハッとさせられました。韓国社会の歪みや政治家の発言意図を非常に考えさせられる内容でした。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割
新刊情報をお知らせします。
武貞秀士
フォロー機能について
「角川oneテーマ21」の最新刊一覧へ
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
ビジネス・実用
核武装する朝鮮半島に対峙せよ【Voice S】
試し読み
韓国・北朝鮮の真実【3冊 合本版】 『韓国 反日感情の正体』『韓国人の研究』『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』
金正恩の北朝鮮 独裁の深層
混迷の東アジア【2冊 合本版】 『東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割』『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』
なぜ韓国外交は日本に敗れたのか 激変する東アジアの国家勢力図
「武貞秀士」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割 ページトップヘ