ふるさとは貧民窟なりき

ふるさとは貧民窟なりき

715円 (税込)

3pt

3.3

板橋の貧民窟・岩の坂で育った社会派ルポライターが綴る、壮絶で切ない、怒涛のような少年時代の思い出。木賃宿・長屋の住人。梅毒で鼻が無い“フガフガのおばさん”、正体不明のインテリ「ゴライ博士」、ヒロポン中毒のマアちゃん、初恋のパンパンガール……。強靱で、悲惨で、温かで、そして何より自由だった戦中戦後の「東京スラム」を、深い郷愁を込めて描く。

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ふるさとは貧民窟なりき のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本は、全体として面白かったが、しかし、筆者の故郷に対する愛着を感じた。また、あの、戦災被災児がいつも食べ物をもらいに来て、その後、もらうことができずに
    道路上で、涙を流しながら死んでいたという部分は、火垂るの墓を思い出させた。でも、少し、ドラマチックで、ちと、疑わしかったが、それから、初恋の少女がパ

    0
    2018年06月27日

    Posted by ブクログ

    そういえば「貧民窟」なんて言葉ひさしぶりに見た。
    板橋区の岩の坂のあたりがかつては貧民窟(スラム)だったらしい。そこで育った著者が戦中・戦後あたりの同地の様子を紹介してくれる。
    破天荒だったりアウトローな面々もいるし、むしろそういう人がたくさんいるけれど、それがまたさまざまな立場の人を受け入れる……

    0
    2023年08月25日

    Posted by ブクログ

    編集者、週刊誌記者を経てフリーライターになったという著者は
    日本最後の貧民窟で生まれ育ったそうな。
    それを自らのバックボーンとして美化して語ることもなく、
    かと言って隠したい過去だなどとも思っていないらしく、
    明るい文体で綴られた回顧談。
    人柄のよさが滲み出ている気がして好感が持てた。
    ただ「タッち

    0
    2012年12月10日

    Posted by ブクログ

    日本のスラムのお話。
    生活も住んでいる人も壮絶だけど、
    どこか温かい。
    昔の日本にはこんなところがあったんだなー。

    0
    2009年10月04日

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