無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
テレビニュースは、なぜつまらなくなったのか? ニュースとワイドショーの垣根の消失、ニュースなのに視聴率を取らなければならない現実、番組や企画を外注することによる「やらせ」の多発。そして、記者の取材への熱意はなくなり、取材力の低下が著しい現場……。テレビは、視聴率に阿(おもね)るあまり視聴者に見放されるという負の循環に陥ってしまった。人気報道番組のキャスター、解説委員などを歴任した著者が、テレビ報道の内側を余すところなく著す。さらに自らがウェブメディアJapan In Depthを立ち上げた背景を語りながら、ウェブとテレビ報道の今後を考える。今アメリカではSNSなどでの「口コミ」で爆発的に情報を広げることを狙う「バイラル・メディア」や、莫大なデータを図表を用いてわかりやすく解説する「データ・ジャーナリズム」が花盛りだが、翻って日本のメディアはどうなのか。日本のテレビの「ネットアレルギー」を告発し、真摯な提言を行う。
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年12月30日
買って暫く読んでいなかったが、移動中の電車内であっと言う間に読めた一冊w
テレビ局の内情から、ネット普及による報道のあり方、今後のテレビの課題等を、実際にテレビ局に勤めていた著者の経験を通じて論じている。
現状の把握としてはよい1冊かと。
スラスラと読めた。
視聴率至上主義は本当にテレビをつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月04日
ここまでダメよばわりされると、逆に「(日本の)テレビにも可能性はあるだろう」と言いたくなるから不思議。しかし大学卒業時点では国内でもっとも優秀な人材が集まる業界がなぜこんなにダメなのか、教えてほしいものである。それと、本書の後半はネットの話になってしまってタイトルと乖離しているので、テレビ局の内部の...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。