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Posted by ブクログ
メフィスト賞を受賞した、でもミステリじゃない風変わりな小説。行方不明になった恋人を探して、ついに辺境の地・ダブ(エ)ストンに漂着した主人公が繰り広げる恋人探し道中…の合間に、謎の王様と執事ピエールその他の大集団の謎な旅模様、変なところで道徳的な半魚人、蝶ネクタイに手間取る熊、さまよう幽霊船、「白馬に白タイツ」の白雪仮面などなどなどなど…ダブ(エ)ストンを迷い歩く者たちの小話が突然紛れ込む!迷うファンタジー。タイトルの絶妙なバランス感覚、本文冒頭の文章の引き込みのうまさが瞬間的にレジ行きを決意させる本!?癖のないさっぱりした文章は非常に読みやすく、ダブ(エ)ストン全体の妙さ加減も面白い作品です。というか、良く考えると謎に満ちたお話。
Posted by ブクログ
メフィスト賞受賞作だけどミステリではない異色作。
夢遊病である日突然いなくなってしまった恋人のタニヤを追って、謎の島ダブ(エ)ストンへ向かったケン。
ダブ(エ)ストンでは誰もかれもが道に迷っている。
幽霊や王様、人食い熊や半魚人なども道に迷っている。
ケンは郵便屋のアップルと出会い、ともに旅をする。
不思議の国のアリスみたいな雰囲気もあり、正直かなりとらえどころのない作品。読み終わるまでにけっこうな時間かかってしまった。。
でもラスト近くで繰り返される「たどり着くことではなく目的地をめざしてさまよい続けることが楽しいのだ」という感覚はわかる気がする。
あまりに心もとなくてどうしても「それでいいのか?」と思ってしまうけど、人生とはまあいつまでもどこまでも何かを追い求めながら果てしなく歩き続けていくようなものかもしれない。
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