サンデーとマガジン~創刊と死闘の15年~

サンデーとマガジン~創刊と死闘の15年~

891円 (税込)

4pt

1959年3月17日に同時創刊された、週刊少年漫画の草分けの両誌。部数や漫画家の確保などをめぐって闘いを繰り広げた時代を、元編集者の証言などから浮き彫りにする。

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サンデーとマガジン~創刊と死闘の15年~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月22日

    サンデーとマガジンの苦闘ぶりや、漫画家と編集者のさまざまな個性が面白い。ひさしぶりに読んだが、また数年後に読みたくなるだろう。

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    Posted by ブクログ 2019年04月02日

    何の巡りあわせか同日に創刊された少年サンデーと少年マガジン。創刊に至る経緯から15年間の抜きつ抜かれつの競い合いの歴史が語られます。作者はNHKのプロデューサーだけあって、テレビドキュメントを観るように楽しく読めます。
    で、去年買ってあったこの積読本を読むきっかけは、何といっても「ゲゲゲの女房」。ド...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年04月09日

    [ 内容 ]
    1950年代終わり、高度成長の入り口に立った時代の空気を察知した小学館、講談社は週刊少年誌創刊に向けて始動。
    早くも激しい先陣争いを展開した結果、サンデー、マガジン2誌同時創刊に至る。
    線の太く丸いメジャー漫画家の獲得、“さわやか”イメージ戦略、正統派ギャグ漫画路線を掲げるサンデー。
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    Posted by ブクログ 2011年03月27日

    「電子書籍時代を考える上で」
    人々に喜ばれるコンテンツを作り出すための情熱と人脈そして根性の物語。
    電子化というどこか冷たい響きが一人歩きしている感が否めない昨今、コンテンツ作りの裏側にあるパッションと人間臭さをビンビンに感じる一冊。

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    Posted by ブクログ 2011年08月12日

    先日、番組予告をしていたのに、見逃してしまった。でも、この本によれば、番組に使われたのは、取材したうちの二割だそうだから、読むだけでも十分かもしれない。グラビアを一度原寸大でながめてみたいと思った。

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    Posted by ブクログ 2022年12月28日

    少年サンデーと少年マガジンの創刊からの15年間を、漫画文化の隆盛と共に振り返る。高度成長期の熱気を週刊漫画誌を舞台に追いかけており、当時の不安定ながらも希望と熱気に満ちていた社会の様子が伺える。

    「結果的に成功した」話を題材にしているとは言え、関係者達がいずれも「必ず読者の心を掴む」と信念を持って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月06日

    編集者たちの戦術と戦略の話や、裏話が満載のこの新書、どこを切っても面白い話ばっかりで、中身を紹介する余裕はない。昭和30年代と40年代前半、マガジンとサンデーを読んでいたものならば、絶対面白い。

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    Posted by ブクログ 2012年01月28日

    毎週発行という厳しいスケジュールの中で、ライバル誌とせめぎ合いながら発行を続ける編集者の苦悩と感動が痛快に描かれている。
    「作画と原作の分離」「競争原理の導入」「創刊時の原点回帰」「最後は直感を大切にした判断」など、サービスの立ち上げにも通じるヒントが得られた。

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    Posted by ブクログ 2010年08月14日

    自分の全く知らない世界の話なのに、当時の勢いとか活気が伝わってきました。今巨匠とされるマンガ家さんたちはこういった所から出てきたのか、とかこの作品はこうやって生まれたのかとか・・・とにかく新鮮な気持ちになれる一冊。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    こんな風に、ダイナミックに時代を動かしひとつの文化を支えた人たちがいたのだなあ。ニーズやポピュラリティに偏重しがちな時代においては考えられない博打うちだらけだけれど、それこそが本当は新しいものを生み出すパワーなのかもしれない。

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